2015/07/16 10:22:16

私について #204 (この国をどう守るのか!!)

東アジアの島国日本、地勢学的には直接陸で国境を接している国は無いが、海を隔てて大陸にある国々からは強い視線を浴びせかけられている。東シナ海や日本海の島を巡って隣国と揉め事が発生しているものの、特に深刻な脅威がもたらされていることもなく、自分たち国民は日々平和な日々を送っている。スイッチを押せば電気がつく。ガソリンスタンドに行けばほしいだけガソリンを給油できる。スーパーマーケットに行けば、欲しいものが何でもそろっていてお金を出せばほとんどの物を手に入れることができる。自分たち日本人はどうしてこのような日々が送れるのかを真剣に考えているだろうか。もしかしたら安泰な暮らしは何もしなくても、自然に訪れてくると思っている人もいるかもしれない。そうであったらそれは大変な誤解だ。


http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result.html


日本のエネルギー自給率は4%。エネルギーの多くは原油であるが、その輸入先は上記のページ。1位 サウジアラビア、2位 アラブ首長国連邦、3位 クウェート、4位 カタール、5位 イラン。2015年5月の日本の輸入先上位5か国は上記で、全て中東の国々だ。そしてその多くはペルシャ湾岸の港からタンカーに載せられ日本に輸送されてくる。そのペルシャ湾において何者かに機雷をしかけられたらどうなるか。非常事態に備えて原油は備蓄されているが、その量は数か月分程度。自分たちの住む日本の平和はこのエリアの安全保障の上に成り立っていると言っても過言ではない。そしてその地域の安全が保たれている理由は、米軍がこの地域で睨みを利かせているからに他ならない。米国は中東から原油を輸入しているが、ここ数年、米国内のシェールガス・オイル開発が進み、現在ではエネルギー輸出国に変貌するに至っている。と言うことは、米国の中東への原油依存はかなり低下しているが、なぜ米国は軍隊を中東においているのか。もちろん米国自身のためであるが、それ以外にも米国の同盟国に対する配慮、エネルギー調達の面で同盟国が危険にされされることを防ぐために軍隊を配備しているのだ。そのために米国は人・物・金を費やし、とりわけ、米国における貴重な兵士を本土から送り出している。ゲリラ活動が止まない地域であるがそのおかげで、その地域の安定は保たれている。


自分達日本人の何人の人がそういう事実に目を向けているのか。自分たちが何不自由なく平和に暮らせているのはそのような活動が有るから、と言うことを認識すべきだろう。新しい法律を作るにあたり、「憲法違反」・「戦争法案」とがなり立てさせるマスコミ、果ては立法府を寸劇の場とする政治家がいることを情けなく思う。平和はタダで手に入れることはできない。日本のみならず世界の平和がどのように保たれているのか、各自真剣に考えないといけない。









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