2016/01/06 22:05:39

私について #223 (お正月の京都)

お盆・年末・年始など大勢の人が移動する時期は家から出ないことをポリシーとしていたが、今年は正月2日から京都に短期滞在した。幼なじみの勤めている印刷会社と京都国立博物館のコラボレーションが完成し、そのお披露目があったためその幼なじみに誘われ、思い切って京都に出かけてみた。京都と言えば、春・秋に行くことが多く、いずれの時期もどこに行っても大勢の観光客で溢れている、という印象があったが、思い込みが強すぎたか、お正月の京都は地元関西の人達の初詣と海外からの観光客がほとんどで、どこも混んでいたものの春・秋に比較しかなり活動し易いのが実情であった。


京都国立博物館では今年の干支にちなんだ「猿」=「申」をテーマに様々なプログラムが用意されていたが、とりわけ、猿にちなんだ神社・仏閣の話が興味深く、そこで教えていただいた情報を基に、講義後早速それら神社・仏閣に行ってみた。それらは、過去それなりの回数京都に行ったことがあるが、どこも自分達にとっては新しい神社・仏閣であった。


その他はやはり初めて行くこととなった「千本鳥居」で有名な伏見稲荷。商売繁盛の神様として有名なため、ここの人出はやはり凄いものがあり、京阪伏見稲荷駅で下車した後かなり時間をかけて四ツ辻」まで行くこととなった。そこから先は、登り坂が多くなり、ある意味厳しい参詣となるため徐々に人が減っていき、頂上にあたる「一ノ峰」あたりはすいすい歩ける状況となっていた。途中、足腰の神様にもお願いしながら3時間くらいかけてお参りすることとなった。


そして、最終日は子供の頃父に連れられて行った、半世紀ぶりの参詣となった宇治の平等院。最近大改修が終わり美しい姿となったことを聞いていたので、今回は絶対に行こうと決めていた。子供の頃の印象と違ったのは、池の大きさが思ったより小さかったこと。自分の記憶にあったサイズとはかなり違っていた。とは言え、朱色と言うより赤茶に塗られた鳳凰堂の美しさは格別だった。帰り道は参道で茶そばをいただき、JR宇治駅前の有名なお茶屋さんの抹茶づくしのデザートを別腹に放り込み、満足感に溢れて家路についた。


京都の4日間では最初の2日間で国立博物館を通じアカデミックな情報を会得し、後の2日間で神社・仏閣を訪れ、合い間に、昔懐かしい友人ご夫妻とも夕食を取ることができ、とても有意義な旅となった。


ところで、新幹線で東京から京都へ行くに際し、皆が楽しみにしている日本の誇る世界遺産の富士山の姿がいつもと違っていた。1月となれば6合目から上は真っ白になる姿が想像できるが、今年の富士山は6合目から頂上にかけて茶色い部分がかなり残り、真っ白な雪を頂く姿を見ることはできなかった。真冬の日本で標高3776mの山に雪が無い姿を見るのは残念と言うか、少し不気味な気がした。明日1月7日は全日本不動産協会東京都本部渋谷支部の初詣で三嶋大社を訪れる。今年一年の商売繁盛はもちろん、不気味な出来事が起こらない、平安な世の中になるようお願いしようと思う。








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