2017/01/09 12:27:39

私について #257 (教育費)

いつの時代でもそうであったことだと思うが、子供たちの将来が明るいものとなるよう彼らのために費やす教育費は、両親にとって大きな負担となっていたことだろう。自分は1981年に大学を卒業したが、その当時の私立大学受験料の平均は1万円で、授業料の平均は私立33万円/年、国公立20万円/年だった。自分は私立大学だったので、はれて合格した後、入学金含めて50万円程、両親に工面してもらった記憶があるが、今考えてもそれは結構な金額である。ここ数年、自分の身の回りでも受験生の話をちらほら耳にすることがあったが、とりわけ、大学受験にまつわるお金のことで驚くことが多かった。


先ず、受験料だが現在は私立は3万円、学校によっては3万5千円。当時自分は浪人時代含めて8校受けたが、今だったら受験料だけで20万円以上。今の子供たちも滑り止め等、片手の数くらいは受験するであろうから、それだけで15万円以上。授業料はどうかと言うと、2016年の数値で私立75万円/年、国公立53万円/年ではれて合格したあかつきには、入学金等を含め初年度は120万円以上を納めなければならない。自分たちの頃もそうだったが、滑り止め校に入学金を納めるケースも生じるので、その子の場合には総額150万円以上の負担が発生することになる。


一方、初任給についてはどうかと言うと、1981年当時は平均12万円強だったが、2013年の数値で20万3千円程度。その後、日本政府の企業トップに対する「賃上げ」要請の動きもあってか、初任給は多少上がったかもしれないが、平均すれば21万円にはなっていないのではないか。最近ニュースで、奨学金を受けた学生が卒業後その返済ができず破綻する、というショッキングなニュースを聞くことが多くなった。確かに、社会人になって間もない若者達の収入を見れば、100万円単位の借金返済は物理的に難しいだろうと思う。返済期間を延ばすとか返済猶予期間を設けるとか、真面目に人生を生きようとしている若者には、何か救済策をこうじてあげられる環境整備は必要だ。


60年弱生きてきた中で、物の値段についていろいろ考えてみると、物によって結構推移の仕方が違うな、と改めて感じる。大学生の時、牛丼の松屋でアルバイトをしていた時の牛丼並盛の値段は250円くらいだったと思うが、その値段は今は290円とそれほど大きく変わっていない。ここ数十年で値段が大きく上下した牛丼の値段と大学授業料等を比較しても意味は無いが、日本において教育費は着実に負担が増えてきていることがうかがえる。そういった意味で教育、特に大学進学は、生活に密接に結びついた、万人に機会が与えられたものではなく、ある程度余裕のある人にしか享受できない「贅沢品」になってしまった感がある。





2017/01/07 10:16:34

私について #256 (2017年 還暦)

2017年の幕開け。今年はどんな年になるのか。なんとなんと、自分は今年60歳になる。幼少期のころ、幼稚園に始まり大学卒業までの学生時代、そして社会人になってからの自分の過去について思い出すことは多々ある。平凡なものであるが、自分にとってはどれもが宝物のように思える。


それにしても自分の生きてきた60年間、世の中はずいぶんと変わった気がする。学生時代を終え社会人になって間もなく、今後社会は情報技術(IT)の進歩で社会構造が大きく変わると言われていたが、今まさに自分たちはそんな社会構造の中にいることを実感する。当時言われていた通り、自宅やオフィスのPCから様々な情報取得やショッピング、銀行で長い列に並ぶことなく送金ができるようになり、時間節約など多くのメリットを享受することができるようになった。


一方、ITの進歩は人間の生き方を良い意味でも、悪い意味でも大きく変えた。大学生の就活に際し、受け入れ企業は学生に対しエントリーシートの作成・送付を義務つけるところが多いようだが、企業によっては、数万人のエントリーシートが送られてくるとのこと。そんな数のエントリーシートを人事担当はどのように処理し、優秀な人材を採用するのだろうか?自分達の頃に比べて学生数は減少しているのに、企業によっては30年前に比べると応募者数は明らかに増加している。多くの学生は、同じ大学の先輩社員と面談するのがせいぜいで、人事担当に会うことができないで終わるのだろう。学生にとってとても応募が簡単になった半面、企業にとって応募者の急増で対応が難しくなっているような気がする。履歴書・成績証明書を提出していた、自分たちの時代と比較したら、当時であれば、人間同士は顔と顔を突き合わせて、直接コミュニケーションを図ることが自然であったが、今はお互いが近くにいても、スマホなどの通信手段を使うことが多くなった。


これからは人と人のコミュニケーションが減少し、ロボットのような人工知能を持った者たちと会話をする時代が来る。余暇でどこかに行った時、ロボットがホテルでいろいろ説明してくれるケースが多くなるだろう。そんな時でも、普通にしらけることなく対応できる人間にならなければならない。そう思って生きていくことにしよう。







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Grande Plaine
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