2017/07/24 16:36:25

私について #272 (セミの鳴き声が聞こえない夏)

毎年に夏になるとそうだが、暑い暑い、と言う人が多くなる。確かに暑いことは暑いが、それがいかにも迷惑、のようなことを言う人がいるのが少し面白い。日本は世界でとても珍しい四季のある国だ。春・夏・秋・冬一年を通して自然は毎年間違いなく色や雰囲気を変えてくれるので、日本人はそれを視覚や肌で感じることができる。これはほんとに恵まれたことである。だから夏は皆が汗をかきながら暑いと言うのは、とても健全な事なのだ。ただ最近は自分で自分の体調を管理できない人が増えたのか、熱中症で担ぎ込まれる人がたくさんいると、ニュース報道までされてしまう状況。皆さん、熱中症で倒れないよう、水分補給はこまめにしましょう。


自分も暑い中、汗をかきながら外を歩くことが多いが、最近一つ気になることがある。もう7月も最終週だというのに、自宅近辺でセミの鳴き声が聞こえないことだ。自分の印象では7月に入れば、ミンミンゼミやアブラゼミの大合唱が日々繰り広げられるはずであったが、今年はそのような状況になかなかならない。自分の甥っ子で虫好きの大学生に聞いてみたら、大学の周辺では今日も元気に鳴いていますよ、と言われ少し拍子抜けしたが、セミの鳴き声が聞けないのは上原界隈だけなのだろうか?


ところで、ここ数年思うことだが、梅雨が梅雨らしくないこと。今年も一応、梅雨前線が日本列島に停滞したものの、それが全国的に雨を降らせるのではなく、線上降水帯というエリアが発生し、そのごく一部の区域にのみ強い積乱雲が停滞し豪雨を降らせ、その地域に甚大な被害をもたらす。一方、日本全国ベースで考えれば降水量は少なく、カラ梅雨に近い状態となった。何ともやるせない今年の梅雨だった。






2017/07/20 10:33:27

私について #271 (金利の定義)

金利、利息、利子の違いについて。


金利=お金を貸し借りするときに支払う値段。利息=支払う金利の額(借りる側が使う)。利子=支払う金利の額(貸す側が使う)。


証券会社勤務時代、自分は金利商品を売買する部門に長く身を置いた。日本政府が発行する日本国債をはじめ、欧米の政府が発行した国債の取引を、世界中の投資家と売買した。それ以外にも、日本の地方自治体、国際機関が発行した債券、それに民間企業が発行する社債など、たくさんの種類の金利商品を売買していた。当時のそれらの商品の市場規模は日本全体で日々兆円単位取引され、その取引を執行していたディーラーと呼ばれる人たちは、そのマネーゲームに日々振り回されていたのが実態であった。そして、それらの市場で取引されていた金利商品の価格(利回り)は正に日本の金利を決定する指標となるものであった。住宅ローン金利、銀行預金金利等は、その商品を提供している銀行が勝手に金利水準を決めるのではなく、日本国債10年物の価格(利回り)や短期市場の金利水準を指標として、それらの金利は決められている。


昨今、日本の様々な金融商品の金利レベルを決定する時の指標となる、日本の国債市場金利が動かない。というか、「凍り付く指標」となってしまったようだ。それはなぜか?2012年以来、デフレ脱却に向けた大規模な金融緩和の中で、中央銀行である日本銀行が、資金市場へ大量の資金放出をするため日本国債を大量に購入し続けたため、その価格が上昇(利回り低下)し、現在の水準では、本来の購入者であった金融機関や海外投資家にとって魅力ある投資対象とならなくなり、売買を手控える動きが出てきたためである。日々数兆円単位の資金が渦巻いていた市場が、今では日銀が購入枠分だけ購入するだけの、官製金利市場と化してしまったのである。


そんな中、証券会社当時の債券ディーラー仲間はどうしているのだろう、とふと思うことがある。様々な情報誌を読むと、今、金融機関のディーラー部門にいる社員は、国内金融機関など大口の投資家の引き合いがほとんどない中、ディーラー、債券営業部員とも日々悶々としているそうだ。市場流動性を失った日本国債市場を前に、仕事が無いという状況が続いている。折からの、金融取引市場におけるAIの台頭も合わせ、今後彼らのビジネスモデルがどう変わっていくのか。全く人間が関わらないビジネスにはなり得ないと思うが、金融機関における金融取引ビジネスモデルは、5年後には様変わりになっている可能性がある。なんともさびしい話だけれど・・・。





2017/07/14 15:45:37

私について #270 (理想と現実)

軍事政権に国外退去を条件に自由を持ち掛けられたがそれを拒否し国内にとどまり、その後長年にわたり軟禁状態に置かれた、ミャンマーのアウンサンスーチー氏。1991年10月にはノーベル平和賞を受賞するなど、国際的には、軍事政権の下、徹底して民主化を推進しようとした「力強い女性指導者」として注目を集めていた。2010年11月に軟禁を解かれた後は政治活動を再開し、2015年11月8日に実施された総選挙でアウンサンスーチー氏率いるNLD(国民民主連盟)が圧倒的な勝利を収め、自身も連邦議会下院議員に当選した。2016年4月には、憲法の規定では大統領に就任できないアウンサンスーチー氏に国家指導権を委ねるためのポストである、ミャンマー連邦共和国国家顧問となった。


ミャンマーに変革をもたらすことを期待されている、アウンサンスーチー国家顧問が難しい局面を迎えている。国内安定に不可欠な少数民族武装勢力との和平交渉が道半ばであり、その解決に、治安を一手に担う国軍への配慮を強めたり、少数民族への影響力を持つ中国にも接近するなど、昨年3月の政権発足時に、欧米など先進国が抱いた理想主義的な指導者像から遠ざかってきた感がある。西部ラカイン州北部で昨年秋に起きた警察署襲撃事件後、国軍による掃討作戦で、イスラム系少数民族ロヒンギャに対する迫害行為があったが、アウンサンスーチー国家顧問は、国連人権理事会が3月に決議した独立調査団の受け入れを拒否した。これについて、欧米の国際人権団体は失望感を強めた。外交では、インフラ開発を柱とした中国主導の広域経済圏構想「一帯一路」に賛意を示した。今後のミャンマーの経済発展を支えるインフラ開発で、中国の資金力は魅力的だ。事実、インド洋に面したラカイン州チャオビューから中国内陸部の昆明までは、中国企業が投資して天然ガスと原油のパイプランが敷かれすでに稼働している。2011年の民政移管後、国軍出身のテイン・セイン元大統領はそれまでの中国一辺倒の外交を修正したが、アウンサンスーチー国家顧問のトップ就任で中国との関係は、遠ざかるどころか急接近することとなった。


自分を含め世界中の多くの人達が、ミャンマー民主化を唱え、長く不遇の身であったアウンサンスーチー氏がミャンマーのトップになった時、何か理想的な国家建設を実行してくれるような思いを持ったに違いないが、実際に国家を収めるという現実を目の前にすると、そんな容易いことではないということだろう。政権誕生後、形式的に外務大臣を送っただけでなく、日本政府も、親日の国ミャンマーの経済発展に貢献しなくてはいけない。ミャンマー国民は、日本の経済貢献を大いに期待している。







会社概要

会社名
Grande Plaine
カナ
グランド プラン
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東京都知事免許(2)93934
代表者
大原 仁
所在地
1510064
東京都渋谷区上原2丁目17−2アハトインセルン 101
TEL
代表:03-5738-7028
FAX
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定休日
不定休
最寄駅
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