2018/05/31 17:03:56

私について #292 (外環道 三郷南・高谷区間開通)

2018年6月2日16:00、東京外郭環状道路(外環道)の千葉県内の区間、約16kmが開通する。1969年に計画決定がなされてから半世紀、ついに完成することとなり、これで千葉県側の起点となる東関東自動車道の高谷JCTおよび京葉道路の京葉JCTから常磐道、東北道、関越道など、今まで千葉県東京湾沿岸部から高速道路で繋がっていなかった3つの北行き放射高速道路に接続することとなった。今は東京に住んでいるため直接的な恩恵を受けることはないが、千葉県船橋市生まれの自分にとっては、この道路の開通は若かりし頃から、どうしても生きているうちに見たいと思っていた高速道路であったのだ。表現がとても大げさと思われるかもしれないが、千葉県東京湾沿岸部の住人にとって、北関東方面に高速道路を使ってドライブするに際し、この道路が開通するまでどれだけ無駄に時間を使っていたかを考えていただくと、そんなに大げさでないことがわかる。船橋から埼玉、茨城、栃木、群馬へ行くには、否が応でも一度東京に行かなければならず、そして東京を通過するにあたり渋滞に巻き込まれるし、走行距離もかなり長くなり経済効率の低さはとてつもないものがあったのだ。また、人口密集地でありながら高速道路など主要幹線道路が少ない千葉県北西部地域の一般道は、道路渋滞が激しく市民生活は安全面、経済効率面でとてもレベルの低い生活環境を強いられていた。


道路管理者である東日本高速道路会社によれば、移動時間が都心経由に比べて3割〜5割減ることが予想され、経済効果は1兆2000億円ほどとなる、とのことだ。それが証拠に、現在外環道の沿線は大型物流施設の建設ラッシュとなっていて、人手不足が蔓延していると言われる物流業界にとって、都心に近いこのエリアでのビジネス拡大は必須となっているようだ。千葉県の一部でまだ未開通だが、そのほとんどがすでに開通している、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と併せ、関東の高速道路網はますます利便性が高くなったことは間違いない。週末都内の高速道路を走っていると、ここ数年で、関東以外のナンバープレートを多く見かけるようになったが、外環道の新たな千葉県部分の開通により、千葉県への車の流れが急増することが予想される。4月に開業した、都心に一番近い道の駅「道の駅いちかわ」は、週末には一日1万人を超える利用者があるそうだ。今後、人・物・お金の動きは間違いなく変わっていく。なんか面白くなってきた。





2018/05/19 18:00:37

私について #291 (本格的なキャッシュレス社会への道)

欧米での生活経験があるので、自分は日本におけるキャッシュレス社会の到来を待ちに待っていた部類の人間であるが、30年前と比べても、日本の社会がキャシュレス化の道を歩んでいるとは到底思えない。さすがに、キャッシュレスの先駆けと言える、クレジットカードは日本人の間でも使用率が高まったようであるが、それでも、日本の現金決済比率は65%もあり、欧米の平均値の2倍だとのこと。もともと、日本人は現金至上主義者が多く、買い物をするに際し、未だに現金決済が主流だが、そもそもそれはどうしてなのか。 日銀リポートによると以下が上げられている。


・国内の治安が相対的に良く、盗難等により現金を失うリスクが他国対比では低い    


・偽造された銀行券が相対的に少なく、銀行券に対する国民の信認が高い


・低金利環境により現金保有の機会費用が小さい


これらはある意味、世界が戦乱や経済力の偏在化が顕著であった、激動の時代を想定したものであって、現代社会のように、世界中で中流に属する人たちが激増している世の中においては、もっと違った感性を持つ必要が出てきた気がする。


中国を筆頭にケニアなど、ここ数年で中流層が増加し、金融システムに新しい発想が組み込まれ始めた国においては、携帯電話の加入者がモバイル決済を利用しており、中国では98%、ケニアで77%という比率となっている。もともと固定電話のインフラが無かった新興国で今、劇的な変革が起こっている。


三菱UFJFG・みずほFG・三井住友FGははスマホ決済で連携することを決めた。支払い時に使う「QRコード」の企画を統一し、2019年度の実用化を目指す。規格統一を目指し、共同出資のシステム会社の設立も検討しており、他の大手行や地方銀行も含め参加を呼び掛ける方針とのこと。「QRコード」を使った決済が浸透すれば、利用者はキャッシュを持ち歩かずに済み、大口、小口を問わず、買い物においてスマホをかざし「QRカード」を読み取ることにより、自分の銀行口座から代金を自動的に引き落とすことができる。ある意味デビットカードのスマホ版に類似したものとなる。このシステムであれば消費者は、日本では年会費を払うことが多いクレジットカードを使う必要もないし、小売店はカード会社に決済手数料を支払う必要も無くなり、両社にとってとても効率的な決済手段となるし、また銀行にとってもコスト削減ができることになる。


一方、このシステムが本格的に普及したあかつきには、銀行のビジネスモデルが大きく変わることとなる。ある意味、今まで莫大なコストをかけて積み上げてきた、決済システムは無用の長物となるし、銀行が傘下に置くクレジットカード会社は、消費者が保有コストの高いクレジットカードを使用しなくなることが想定されるため、手数料収入が激減することは火を見るより明らかだ。しかし、グローバルな視野で見て行けば、日本におけるキャッシュレス化は避けることはできない。外資にその市場が食われないよう、日本の金融機関は一刻も早くそのインフラ整備をしなければならない。投機対象商品と化してしまった仮想通貨も、将来的には決済手段の一つとなり得る。変革から目が離せない。







会社概要

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Grande Plaine
カナ
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大原 仁
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不定休
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