2018/08/18 9:41:14

私について #298 (テスラ)

テスラは、米国のシリコンバレーを拠点に、バッテリー式電気自動車と電気自動車関連商品、ソーラーパネル等を開発・製造・販売している自動車会社である。本社所在地はカリフォルニア州パロアルトであり、社名は電気技師であり物理学者であるニコラ・テスラにちなむ。2003年にアメリカのシリコンバレーを拠点として「ガソリン車を超える電気自動車を」という考えのもと集まったエンジニアにより創業されたベンチャー企業である。率いるのはアメリカの決済会社PayPalの創業者でもある、南アフリカ共和国出身のイーロン・マスクCEOである。2008年に2シーターオープンカーの電気自動車「テスラ ロードスター」を発売、30か国以上で2400台以上を売り上げた。2009年3月には世界初となるプレミアムEVセダン車の「モデルS」を発売。2010年には、テスラ ロードスターの右ハンドル仕様の生産が開始された。2012年にはクロスオーバータイプである「モデルX」を発売した。テスラモーターズが作る車は、全て電気自動車である。AWDデュアルモーター、時代の最先端を行く自動運転が特徴である。この自動運転技術は、米国運輸省国家道路交通安全局より安全性評価の5つ星評価を獲得している。そのような状況の下、テスラはベンチャー自動車会社ながら高性能の製品を生み出す超優良企業として、世界の投資家、富裕層消費者の注目を集めてきた。


そのテスラがここにきて様子がおかしくなりつつある。事の発端は会社のツイッター上で株式非公開化の方針を表明したことから始まった。この唐突な発表はなお波紋を広げているばかりか、8月16日には米国証券取引委員会(SEC)が2017年から同社の情報開示を巡り調査を始めていたことも判明した。ベンチャー企業であった頃と異なり、ナスダック(NASDAQ)上場企業となった今、テスラは投資家、消費者に対し広く正確な情報開示が求められる。そんな中、2016年5月の決算発表でマスクCEOが示した、「大まかな推測として、2017年下期に10万〜20万台のモデル3を生産する目標」を示したものの、実際の生産台数は約2,700台にとどまり、その後も目標未達を繰り返していることで、SECが疑念を持ったということが明確となった。社内で絶対的な権力を握るマスクCEOの独断でビジネスプランが展開し、社内のガバナンスが機能していないというところがポイントだろうが、実際、テスラの取締役会メンバーはマスクCEOを近い人物で構成されているようだ。


一時、時代の先端を行くと思われている電気自動車の大量生産ラインを作れる新興企業としてもてはやされたものの、ここにきて失速気味となってしまったのはとても残念。今では一部投資家が同社から距離を置くようになったようだし、実際に製品を作る従業員の多くも同社を離れるという事態が進行している。ベンチャー企業として成長し、自動車製造というグローバル産業の一つとして加わることができるのか?しばらく目が離せない。





2018/08/16 14:13:08

私について #297 (EU離脱を決めた英国の行く末)

2016年6月に実施された国民投票で「EU(欧州連合)離脱」を決めた英国。2019年3月29日の離脱まで8カ月を切った中、英国は引き続き混迷状態から脱することができない。メイ首相の求心力低下がはなはだしく、EUとの交渉は難航を極め、経済や市民生活に大打撃となってしまう、合意無しの「無秩序離脱」が現実味を帯びてきた。危機回避の一手として、英国民や政界の一部からは、実現のハードルが極めて高い、国民投票の再実施論まで浮上してきた。特に市民団体の活動において、今まではバラバラであった親EU派の9つの団体が2018年4月に結束して、ネットや集会を通じて英各地で有権者に国民投票の再実施を働きかけている。その運動は急速に広がっていて、2018年6月にロンドンで開かれたEUとの関係維持を求めるデモは、これまでで最大の10万人が参加した。人材をEU移民らに頼る労働組合や英国医師会、英国看護協会なども相次ぎ再実施を支持した。


市場統合はもちろん外交・安全保障・司法・内務分野での枠組みが設けられ、欧州連合という一つの国家の中で、加盟国はそれぞれの発展を具現化してきた中での英国の「EU離脱」という衝撃的な決定事項。EUにおける主要国家で、その枠組みの中でさまざまな享受を受けてきたはずの英国民による結論であったが、時の政権によるEU離脱後の道筋が全く見えてこない中、国民の間で「親EU派」が台頭してきたのもやむを得ないことか。しかし、これに関し英国に残された時間はあと8カ月しかない。そんな中で国民投票を再度実施することは現実的ではない。


直接民主主義の究極の姿である国民投票は、副作用も大きい劇薬。現時点でEU離脱派、親EU派が2分され、一種の社会不安を呼び起こしてしまった英国において、今後どのような動きが出てくるのか。一英国ファンとしてはとても気がかりな状況が続きそうだ。







会社概要

会社名
Grande Plaine
カナ
グランド プラン
免許番号
東京都知事免許(2)93934
代表者
大原 仁
所在地
1510064
東京都渋谷区上原2丁目17−2アハトインセルン 101
TEL
代表:03-5738-7028
FAX
代表:03-5738-7029
営業時間
10:00〜17:00
定休日
不定休
最寄駅
小田急線代々木上原
徒歩10分
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