2019/08/05 11:25:16

私について #320 (今後が楽しみな日本女子プロゴルフ界)

日本女子プロゴルフ界の若手、渋野日向子。2018年夏、2回目の挑戦でプロテストに合格。2019年5月、ワールド・サロンパスカップという、日本国内メジャー大会で初優勝。自分はその時初めて渋野プロの名前を知ったが、その時の優勝インタビューで「ほんとに私でいいんでしょうか?」と涙も無く笑顔で語っていたのがとても印象的だった。還暦を過ぎた自分は、どんなスポーツでもそうだが、優勝者が嬉し涙を流すと、自分もいっしょにウルウルしてしまうことが多くなってきたのだが、彼女の場合は、全くそういう感じではなく、とてもさっぱりしていた。渋野プロは1998年生まれの、現在の日本女子プロゴルフ界ではプレミア世代と呼ばれる選手たちの一人だが、プロテストは2回目で合格するなど、他の同期に比べると若干出遅れ感があったようで、合格してからも、優勝経験を積んでいっている同期を横目に見ながら、「みんなに置いて行かれる気がした」と感じていたそうだ。ところが、今年5月の日本の国内メジャー大会に優勝し、その2か月後には、資生堂アネッサレディスで2勝目を経験し、その実績をひっさげ全英女子オープンの出場権をゲットした。


2019年8月1日、英国ロンドンから北へ車で1時間ほどの、ウォバーンGCで米国メジャー大会 全英女子オープンが開幕。プロ2年目の若手ということもあり、海外でのトーナメント出場経験は無かったものの、彼女はそういった事実に臆することなくすばらしいプレイを続け、初日から堂々上位に食い込んでいた。さらに彼女が凄いのが、トーナメント中にもかかわらず、ホール間移動でギャラリーから声をかけられると、それにサンキューと笑顔で答えたり、ハイタッチしたり、自分は結構プロゴルフトーナメントを国内外で観戦したことがあるが、一般的には考えられない行動を取っていた。通常は男女問わず集中力を維持するために、ギャラリーに対しそこまでサービスするプレーヤーはいないが、彼女は全く違った。日本人のみならず、地元ギャラリー、とりわけ子供とは、移動中に写真撮影までしていた。そんなこともあり、彼女は現地メディアを通じ「笑顔のシンデレラ」と名付けられるなど、超人気者になった。


日本では、自分を含め多くのゴルフファンは夜中ながらテレビ放送を楽しみにしていたと思うが、初日・2日目と彼女のすばらしいプレイや順位を見ながらも、優勝を想像していた人は少なかったのではないだろうか。特に3日目は首位と6打差となったため、優勝は厳しいと思っていた。ところが、その後の渋野のバーディーラッシュに押されてか、同組で回っていた、当時首位を独走していた、とても安定感のある南アの選手のリズムが狂い始め、首位が入れ替わってしまった。そして4日目、首位でスタートした渋野が前半苦戦を強いられた上、世界ランク1・2位の韓国の2選手と米国のベテラン選手がスコアを伸ばし始めたため、再び窮地に追い込まれてしまった。その時「渋野の活躍もここまでか」と思ったが、そこからの盛り返しが驚異的だった。過去数日間同様、10番以降の渋野のゴルフは、ゴルフの神様が彼女を引っ張り上げてくれたような展開になり、最終ホールバーディーを取り1打差で優勝。1977年全米女子プロゴルフ選手権で優勝した、樋口久子さん以来、42年ぶり2人目の米国メジャー大会覇者となった。


屈託のないおどけ好きの性格のようだが、勝負においては、緻密に戦略を練り、優勝するためにリスクを取って勝ち得た栄光。渋野日向子プロ、おめでとうございます。この週末4日間は完全寝不足状態になりましたが、感動がそれを上回り、今はあまり寝不足感を感じていません。これからも若い世代の一人として、日本女子プロゴルフ界を沸かせていってください。






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