2019/12/16 11:23:55

私について #327 (ヴィクトリアの滝)

世界3大瀑布と言えば、カナダと米国国境のナイアガラの滝、ブラジルとアルゼンチン国境のイグアスの滝、そしてジンバブエとザンビア国境のヴィクトリアの滝。2011年6月、3大瀑布で唯一まだ訪れていなかったヴィクトリアの滝を見るためにアフリカ大陸へ向かった。成田からバンコク経由でヨハネスバーグまでおよそ20時間強の、久々の長時間フライトだった。ケープタウンとその周辺の観光地、チョベ国立公園における野生動物の鑑賞およびヴィクトリアの滝を観光する、見どころ満載のツアーだった。


ヴィクトリアの滝はザンビア北部に源を発するザンベジ川の途中にある、落差108m、滝幅1,708m大瀑布で世界遺産に登録されている。ジンバブエのヴィクトリアフォールズの空港に降り立ち、バスで滝を目指してアフリカの大地を走行していったところ、はるか遠くに煙のような物が上がっていた。しかし、バスがその煙に近づいて行っても一向に滝は見えてこずちょっと拍子抜けした感じだった。そして駐車場で降車した後、ガイドさんについて煙の方向に向かって歩いて行ったところ、大爆音と豪雨のような水煙を上げて落ちる滝が少し見えた。初めて見た印象は、ナイアガラやイグアスと異なり、滝つぼが狭く水煙が立ち易いため、正面から大量の水が流れ落ちる全景を見るのが難しい滝、ということだった。ただヴィクトリアフォールズ橋を渡ってザンビア側に行くと、横からではあるが水が落ちる姿が良く見られた。


そのヴィクトリアの滝に関して、数日前Webニュースで全く水流の無い、枯れた滝の画像を目にした。例年滝の水量は11月をピークに、9月〜1月までが乾季の名残で水量が減少するが、今年はザンベジ川流域で大干ばつが続き、極端な水不足状態になっているとのこと。そのため水力発電所での電力供給能力が落ち、ジンバブエ、ザンビアでは電力不足に陥っていて、農業生産も激減したため、多くの人々が食糧不足に苦しんでいる。折しも、世界のあちらこちらで大干ばつや巨大低気圧による風水害が、日常的に発生するようになった地球において、その原因は一言で「地球温暖化」がもたらしたものと誰しもが考えている現状。そして、それによってもたらされた気候変動が、弱者を益々弱い立場に追いやっていると若者たちが、大人たちに憤りをぶつけ始めた、今日この頃。その若者たちが、「温室効果ガスゼロ」の社会が来ることを真剣に望んでいるかはわからないが、我々大人たちは、ある程度は真剣に対応し答えを出すことは必要だろうが、マドリッドで行われた第25回気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)においては、削減目標引き上げを促す文書を採択したが、それを実行するための詳細ルールについての合意には至らなかった。


地球温暖化が、氷河期が訪れ恐竜が絶滅したように、自然のサイクルから来ているかもしれないし、地球上に住んでいる人類の営みが原因なのかもしれないが、これに関しては今後も短期的には結論が出ることは無い。今できることは何か?権力を持つ人や被害にあわなかった人達が、弱者に耳を傾け、彼らを守ってあげる姿勢は大切だ。雨期になればヴィクトリアの滝の水量は元に戻り、観光客で溢れかえるかも知れないが、農作物生産が激減している中で、今飢えに苦しんでいる人達が多くいると言う、厳しい現実があることは忘れてはならない。





2019/12/07 13:48:12

私について #326 (長年染みついたやり方を変える難しさ)

関東地方の冬、西高東低の冬型の気圧配置になると、基本的には北西の季節風が吹き空気が乾燥する。空気が乾燥すると、埃っぽくなったり、インフルエンザ感染が広がる可能性が高くなる。実際、師走に入りそのような状況に備えてマスクを装着する人も増えてきた。


最初はあまり気にならなかったのだが、ここ二日ほど肩周辺、背中、肘裏あたりにかゆみを感じるようになり、そのかゆみが強くなってきたので早速、皮膚科に行って先生に診てもらった。患部が赤く少し盛り上がり、掻くとますます痒くなるので、自分的には、何か体に合わないものを食し、蕁麻疹になったのだろうと思っていたら、先生から乾燥性の湿疹という診断が下され少しきょとんとしてしまった。もう還暦も終わったほどの年齢になり、年齢と同じ回数の冬を迎えてきた自分としては、なぜ今年になって今まで経験したことのない症状が起こったのか?その辺の疑問を先生に投げかけてみたら、加齢により皮膚がデリケートになってきているからだと思うと言われた。なるほど、自分でも年齢を感じる今日この頃なので、その辺は先生の言うことを信じることにした。ところがその後先生から、風呂の入り方について質問があったので、自分は湯船に入る前にタオルを使って、顔から足の指まで泡まみれにし、きれいに洗って湯船に入ることを、若干自慢げに答えたら、そういう洗い方はやめるようにと言われてしまった。全身泡だらけになるほど、タオルを使って体を洗うことは、幼少のころに父親にそのように洗ってもらった名残なのだが、この年になると皮脂が少なくなってくるのでやめた方が良い、ということらしい。タオルを使わないということは、手のひらで泡立てて洗うことになるのだが、今までの洗い方を考えると、おそらく洗った感じがしないのではないかと心配だ。


診療後、保湿クリーム、かゆみ止め、抗アレルギー薬の処方箋を頂いてクリニックを後にした。そして家路につく間、背中はどうやって洗おうか、とそればかりを考えていたが、これだ、という結論は出せなかった。





2019/12/05 12:48:39

私について #325 (リチウムのサウジアラビア)

欧州連合(EU)、中国、米国カリフォルニア州が温暖化や大気汚染対策として、電気自動車(EV)の早期導入を促す政策目標を掲げている。とりわけEUは2040年以降ガソリンやディーゼルエンジンを使う車の全廃を掲げているが、その可能性について面白い記事を見つけた。以下はその要約。


リチウムイオン電池の開発者で、今年ノーベル化学賞を受賞された吉野 彰氏は、記者会見の際、IT・モバイル革命の次はET(エネルギーと環境技術)革命とし、リチウムへの期待感を語っていたのが印象的だった。自分たちの生活必需品の中で、リチウム電池が至る所に使われていることは、じっくり周りを見渡して見なければわからない程、普通に自分たちの生活の中に組み込まれている。今やリチウム無しでは世界中の人達の生活は成り立つことはない。そして、未来の自動車が電気で動くものにシフトしていく上で、自動車各メーカーは、いかに高品質なリチウムイオン電池を調達できるかが、生き残りへの道と繋がることになる。ところが、自動車産業での電気自動車開発は、全ては電源となるリチウムイオン電池の性能向上にかかっているものの、その技術革新は、半導体のような「ムーアの法則」が存在せず、20年〜30年かけて起きるゆっくりとした変化でしかない。「ムーアの法則」とは、半導体の演算能力が1年半ごとに2倍に増え、コストが半分になる」という、ハイテク業界では良く知られた経験則。1960年代に始まって以降、途切れたことが一度も無く、その進化の延長線上で生まれてきたのが、スーパーコンピューター並みの演算能力を持つスマートフォンやAIだ。もし同じ法則がガソリン車にも有効だったなら、1971年製のフォルクスワーゲン ビートルは今では1リットルあたり85万キロ走り、価格は4セントになっていたはずだが、実際はそうなっていない。シリコンを微細に加工する技術の進化が性能の向上につながる半導体と違い、電池には出力が大きくなると蓄電量が少なくなるという、トレードオフの関係、つまり限界がある。リチウムは他の材料に比べれば充電効率が高いと言われているが、単位あたりのエネルギーはガソリンの20分の1程度。よって馬力や走行距離を伸ばすには電池のサイズを大きくするか、小ぶりのリチウムイオン電池を数千個搭載する等、大きなコストのかかる自動車になってしまい、大衆には手の届かぬ乗り物になってしまう。「全個体電池」という多くの面でリチウムイオン電池の性能を上回る新技術も開発中だが、実用化は2020年半ば以降と言われている。


この記事を読んで思ったのは、進むべきはエンジンと電池(モーター)を併用した日本生まれのハイブリッド技術の向上を目指すことだということ。身近のあちこちで電気自動車を見る世界は、自分がこの世に生を受けている間はなさそうな気がする。それともう一つ、それは目から鱗だったけど、「天空の鏡」と呼ばれる、世界的な観光地ウユニ塩湖、、なんとリチウムの埋蔵量が地球全体の50%に達すると言われ、「リチウムのサウジアラビア」と呼ばれる地域であること。自分にとって、一度は行ってみたい観光地の一つなので、世界の資源メジャーに掘り荒らされる前に行かなければいけない、と直感的に思った。2020年の旅行先の一つとして、この後計画を立ててみることにした。







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カナ
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