2020/01/10 10:40:00

私について #328 (国家間紛争が招いた悲劇)

米軍はイラン革命防衛隊の精鋭部隊「クッズ部隊」のカセニ・スレイマニ司令官をドローン攻撃で殺害した。2020年1月3日、新しい年を迎えた直後、海外からこのようなきな臭い話が飛び込んできた。2019年末にイランが画策したとみられる、イラク駐留米軍への攻撃が増加したことを受けてのトランプ政権の対応だった可能性が高い。歴史的に犬猿の仲である、米国、イランの状況を考えると、いよいよ、両国の武力衝突が現実のものになるのでは、との思いを持った方が多かったに違いない。事実1月8日、イランは今回の米国の行動に対し、「平手打ち」と称する弾道ミサイルをイラクの駐留米軍基地に着弾させ、一触即発の様相を呈するが状況となった。ところがその後、トランプ政権が具体的な報復措置を取らなかったため、今回は米国、イランとも戦闘をエスカレートさせるつもりはなく、ある意味大人の対応を取った、とのコメントがメディアを通じて聞こえてきた。


それもつかの間、今朝になって、テヘランからキエフに向かっていた、ウクライナ航空機がイラン国内で地対空ミサイルにより撃墜された、とのニュースが飛び込んできた。確かに、米国、イランの確執の最中の1月8日、イラン国内でウクライナ航空機が墜落した、とのニュースも流れ、自分的には少し胸騒ぎがしていたが、その後それについての報道が全く出てこなくなってしまったため、あまり気に留めなくなっていた矢先だった。その時の墜落理由は、離陸後の技術的な不具合、のような感じだった。ボーイング737-800は、大きなウイングレットが特徴で日本の航空会社も多く使用している、安全性が高いとの評判があった機種で、自分も様々なエリアで乗ったことがある機種だ。それが今日になって一変、民間機が、誤射とみられるものの、イランの地対空ミサイルによって撃墜されたことが明らかになった。


ミサイルを発射したイランはもとより、米国も民間機を撃墜してしまったことは、8日の時点で知っていたことだろう。だから米国はミサイル攻撃に対し、具体的な反撃を見せなかったということだったに違いない。誤射とは言え、乗員・乗客176名の命は一瞬のうちに奪われた。ある意味、両国の意地の張り合いによって奪われてしまった命だ。


国家間であれ地域間であれ、戦闘によって奪われる命は多数ある。そしてそれによって悲しむ人達はその何倍もいる。権力者たちにはそれを本当に理解してもらいたい。






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