2018/12/06 15:09:20

私について #304 (言うは易く行うは難し キャッシュレス化への道)

安倍首相が発表した、2019年10月予定の消費税増税後にキャッシュレスで支払えば5%分を還元する、との政策に国民の多くはどう感じただろうか?自分は、国家歳入を増やすために実施する2%の増税において、キャッシュレス決済すると5%を還元する、とのコメントを聞いた時には瞬間違和感を感じた。そして、その先を辿っていったら、その還元は2020年6月までの9か月間の時限措置と聞いて、益々違和感が増すこととなった。ここ数年、キャッシュレス決済に慣れ親しんだ、インバウンド旅行者が急増してきたことや2020年までにはインバウンド旅行者数4,000万人を目標としたことで、政府は、キャッシュレス決済比率20%にとどまる日本の現状に風穴を開けたかったのか?政府の「心のうち」はよく見えない。


ショップで1,000円以下の物品を買う時でもクレジットカードやデビットカードを日常的に利用している欧米社会を見てきた自分も、いちいち小銭入れからコインを出し入れする面倒くささを考えれば、世の中がキャッシュレスに代わっていくことは、ある意味大歓迎である。今では鉄道系・商業系電子マネーカードでクレジットカードに紐付けできる物を、自分もいくつか持っている。しかしながら、日本ではその電子マネーカードの使い勝手が各カード会社によって縦割りになっていて、自分ら一般消費者にとっては、中途半端なものになっている。ショップによって使用できるカードが異なり、一・二枚のカードで完全なキャッシュレス状態を作り出すことはできない。カード会社とショップの関係もショップがキャッシュレス決済を取り入れるには、そこそこ高額な手数料をカード会社に支払う必要があり、それがために、ショップ側のキャッシュレス化もなかなか進んでいかない。


そんな中、ここ最近注目されているのがQRコード決済。ここ数日、目立つ宣伝をしているのが、ヤフーとソフトバンクの共同出資でQRコードやバーコードを使ったスマホ決済を手掛けるペイペイ。この決済を利用すると、12月4日から利用料金の20%を消費者に還元する大規模キャンペーンを展開しているそうだ。どうもこれが受けているようで、大型量販店ではこのシステムを利用した買い物客が激増しているとのこと。また、これはショップ側にも手数料が割安になっていて、ペイペイはここで一気に加盟店を増やそうとしている様子。


ただ、決済端末費用を大幅に削減できる、QRコード決済においても弱点があり、現在10社が乱立している中で、QRコードの規格統一ができておらず、結局、各社縦割りの構図になっていることで、消費者がよりQRコード決済を増やそうしたら、QRコード決済会社各社のアプリをスマホに落とし込んでいかなければならず、スマホ内のアプリもどんどん増えていくことになる。ちょっと面倒くさいとの印象がある。


冒頭の安倍首相直々の発言もあり、経済産業省、決済事業者は「キャッシュレス推進協議会」をつくり、QRコード決済の規格統一に乗り出した。将来は複数のサービス・アプリによる支払いが一つのQRコードで済むようになる可能性があるとのこと。ぜひ、早期実現をお願いしたい。







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