2012/11/17 11:15:18
私について#88 (一撃)
1957年千葉県船橋市生まれ、自分と同学年、同郷の野田首相が、11月14日の党首討論で突然「解散」を具体的に明示し、世間をあっと言わせた。メディァや評論家は、自分達の分析をそれぞれ展開していたが、野田首相の本心をついていたかはわからない。しかし、あの場であの発言は、最近、孤軍奮闘していた野田首相の最後の一撃だったのだと思う。とても勇気があり、同学年、同郷であることを抜きにしても、彼にエールを送りたい心境になった。
彼が財務大臣の頃、為替介入についてのコメントをしたときは、あまり迫力や器の大きさを感じなかったが、首相になってからの言動は、自分にとってはかなり好感度が上がっていた、そんな中の「一撃」で益々応援したくなった。解散を迫っていた最大野党党首はたじろぎ、米国大統領選ではないが、14日の討論会は、明らかに野田首相に軍配は上がった。またそれ以上に、今回の「一撃」は、最近、はやりになりつつあった、第3極にかなりの打撃を与えた気がする。政策を異にする党首同士の政党が合流することになったことなどはその典型だろう。年内解散無し、との目算が外れ、政策統合の無いまま、一つの政党になることを決断したことは、選挙民にとって興ざめ、の印象を与えた。
来月の選挙で結果がどうなるかは、神のみぞ知る、であるが、今回もつまらない選挙になると思っていた自分にとっては、とても楽しみな選挙になった。野田首相の首相としての最後の大きなかけ(?)、の結果を来月には見ることができる。野田さん、お体ご自愛い下さい!
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