年末年始のお知らせ
今年ももう、12月27日。当店は明日から冬休みに入ります。
今年は当社が10周年を迎えました。5月13日から宅建の免許番号が(3)になりました。みなさまのご愛顧をいただき、無事に10年間も続けさせていただくことができました。本当にありがとうございました。
この10年間を振り返ると、多くのお客様をお迎えし、そして、見送ってきました。
事情があり、今の住まいから引越しをする人、新しい家庭を持つ人、学校に通う人、家族と別れる人・・・。家族に引き取られ同居のために転居する人、家を新築するための土地をお世話したり、借金のために、住居を売却する人・・・。相続税対策から、資産運用まで、ありとあらゆる舞台がこの仕事に関わってきます。
その一つづつのお客様との交流が、今の私の情緒を深いものにさせていただきました。幸せと不幸せと、その中間。
なかでも印象深いお客様がいます。1年目の最初のころ。母子家庭の方でした。「ここに住まわせてもらえなかったら、いくところはないのです。」・・・。大家様のご理解をいただき、なんとか払える範囲の家賃で住まいをお世話することができました。
その数年後、幸せいっぱいに喜びにあふれた彼女と再会しました。再婚相手を見つけて、成長した娘さんと二人で、あの時渡した部屋の鍵を返してくれました。きれいに掃除されたその部屋を戸締りしながら、私は感慨にひたったものでした。
人生ドラマの一番の節目で、大きな金額が動く場面に立ち会う仕事が、この「不動産業」です。ナマの人間模様や、喜び悲しみに接する機会をいただいております。
今年の扉はあと少しで閉まります。来年の扉の向こうにはあたらしい11年目の嘉子の青春が待っていると信じています。
さあ、来年も嘉子のブログを楽しみにしている読者さまたちに、存分に喜んでいただけるように、マメに更新するつもりです。期待していてくださいね。
今年一年、ありがとうございました。
次回へ、ブログはずっと・・・。
「つづく」
コメント一覧
No.2951 なまえ 嘉子さんのコメント 2011/01/19 13:28:14
コメント本文 りゅうさんいつも暖かい励ましをいただきありがとうございます。頑張ります。2011年も、よろしくおねがいします。
No.2886 りゅうさんのコメント 2010/12/29 21:27:31
免許更新おめでとうございます。創作シリーズ楽しく拝読。来年が「嘉子の青春」でありますことを願って。良い年をお迎えください。
減額 光の道A
やっと今年初めての積雪です。ホワイトクリスマスそのものですね。店の前の国道4号線バイパスはそれでも、師走の賑わいです。お仕事は忙しくても、ぜひスリップしないように注意してゆっくりと運転をしていただきたいです。
嘉子の創作「減額・番外編」つづきです。
ヒラマの進言むなしく、管理会社・菅は自治会総会での出来事を、管理している賃貸マンション・アパートの住民たちに知らせることを却下しました。
菅がヒラマの考える「正義」のための行動をしないのは、自分を管理職に推薦しているバックの会社の同僚や上司たちが、「預かり金問題」で、家賃をちゃっかり多く集金したり、住民を監視するために内偵しているからです。
似たような事案をわざわざ、アパート住民に知らせるなんて、自ら墓穴を掘るようなものです。管理会社の収入にもならないことに、コピー代と手間とガソリン代をかけて、わざわざ賃貸アパート建設の圧力団体にもなりうる自治会を責めるなんて、今後を考えても、なにもいいことはありません。むしろ何回も住民が入れ替えがあった方が、仲介手数料が稼げるから、かえっていいくらいだ・・・。そんな腹黒い計算までしています。
アホらしい・・・。菅はとりあうつもりはありません。
ヒラマは考え抜いた方策を却下されてしまいました。悔しい思いを胸に、上司に逆らうわけにもいかず、むっつりと黙り込み自分の席に戻りました。新聞には「光の道」の選択を求める意見広告がありました。
光ケーブルについてのA案とB案。一気に時代の流れをつくる案と、ゆっくりとやる案。という風にヒラマは分析しました。どちらの言い分がいいのか素人のヒラマにはわからないけれど、意見を意見として言える日本っていいな。と思いました。
ある時期には、タブーばかりの社会だった。北朝鮮の拉致問題だってみんな知っていたのさ。日本海側でデートするとさらわれてしまうって・・・。でも知っていること、ホントのことは、北朝鮮に関しては絶対に口に出して言ってはいけないという、強烈なベールが社会にあったんだ。腫れ物にさわるように。
あの時、勝手にタブーだということにせずに、だれかが、きっちりと拉致されている事を取り上げて、ちゃんと国際社会で戦ってくれていたら・・・。言論をマスコミがとりあげて、社会全体で立ち向かえば、アノ国の核開発だって阻止できたかもしれなかったのに・・・。この何年かの間に、日本人が世界で一番大嫌いな核兵器の技術力を向上させられてしまいました。
責任の一端は、マスコミの弱腰対応にもあるはずだし、ソレを糾弾できなかった日本の読者自身の危機管理意識欠乏にもあるんじゃないか?
タブーを作り上げる社会。その後に迎えるさらなる危機。ヒラマは自治会総会を住民にしらせないことを放置する社会は、きっと核開発を容認する社会につながる。自分の出来ることは、身近でささいなタブーをゆるさない行動を積み重ねることだ。と考えています。
光の道の広告を打つ会社だって、もしかしたら、違った意味での「タブーへの挑戦」なのかな。
オレのしていることは、きっとその一番小さな行動。管理職・菅がダメなら次は、どんな方法があるか。ヒラマは会社で頼りになりそうな人物がいないか思案をめぐらし始めました。
つづく
浴室のドア
大掃除で厄介な箇所はいろいろあります。換気扇はテレビでも雑誌でも王者としてまず、語られます。
油汚れはどうだとかこうだとか。掃除好きの私は、実は換気扇はあまり困りません。知識と道具と根性でなんとかきれいにしてきました。窓のサッシ、その他なかなか落すべき汚れは家庭内にはたくさんあります。
達成感が好きなので、まあまあの期間、わざと放置して、ある程度ゴミをためて?きたなくなってからとりかかります。不精なのもそうですが、掃除の醍醐味は、こんなにきれいになったという、落差こそが生きがいなのです。
普通のリビングやトイレなどの室内はさすがに掃除をせずに放置すると気持ち悪くて快適に暮らすことができませんから、人並みに清潔に暮らしています。えっ?信用できないって?でも、自宅をお見せするわけにもいきませんから、ぜひにというのなら、物件探しをしながら、ぜひ当社の会社の事務所にいらしてみてください。高級ホテルのようにぴかぴかというわけにはいきませんが、普通に大丈夫だと思います。(笑)。
だから、趣味の掃除のために、汚れ貯金?をする場所は決めてあります。サッシと換気扇と、庭の草。掃除前と、掃除後の劇的ビフォーアフターにする落差がすきなんです。
竹ぐしやら、ブラシやらで、ほじほじしながら土とドロを掻き出す喜び。楽しいですね。でも、嫌いな場所があるんです。それが、浴室のドアのガラスのようなプラスチックです。
半透明で、石鹸カスがなんとなくくもるあのしろっぽさ。浴室用の洗剤でも、でこぼこにうまった汚れがなかなかすっきりしてくれません。しかも、水っぽくて衣服がしけるし・・・。やった後に数時間するとまた、白くくもってくるし・・・。
そして疑問なのが、この件について語る掃除の専門家がほとんどいないことです。他の人もこの浴室ドアは楽しくないし、注目度をが少ないからでしょうか。だれか、この秘伝の掃除方法をご存知ないでしょうか?オンリーワンの掃除の達人になれますよ。
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