ピザの配達区域
80代の女性に伺った話です。彼女の同級生と集まりがあった中で、数人が「宅配ピザ」を知らず、ピザそのものを食べたことがないことがわかった・・・。というのです。
理由をききましたら、同級生たちの住まいは田舎。近所には若者はあまり居住しておらず、近くの街からは離れている。ピザ屋さんは配達エリアを決めているため、遠方のためにまったく縁がない。とのことでした。
同居している子供たちは、出かけたときに食べているかもしれないけれど、家でピザを食べる習慣はない。老齢の彼女たちと出かけたときは、ピザ屋さんに連れて行ってもらうこともなく、お店でも食べてはいない。だからこの年齢まで味を知らずに生きている・・・。というわけです。
積極的に新しい味にチャレンジするきっかけもないまま、世間では多く食べられているお料理でも、たまたま食べたことがないというだけのこと・・・。こういうことってありそうですね。
そこで、彼女たちは、ピザの配達区域にある友人宅で「宅配ピザパーティ」の実施計画を練っているそうです。注文をするところから、ほんの少しの勇気が必要ですね。サイズの選び方とか。
1回目の実施計画では、配達エリアの住宅の方がカゼを引いて体調不良になってしまったそうです。仕方なく無期延期。次回はどんな手を打つのでしょうか。
宅配ピザを取寄せるためには、配達エリアの友人の確保がスタートラインです。冷凍ピザなら、電子レンジがあればどこでも可能ですね。
昔の同級生との連絡をピザをきっかけに掘り起こし、久しぶりの親交を暖めたりして・・・。他人ごとですが、楽しそうですね。知らないことを、体験したり、知るために仲間で計画を練るなんてわくわくします。
彼女たちが見事、憧れのピザを味わう日がきたら楽しそうですね。これからの物件探しのときは、「ピザ配達エリアかどうか?」も、購入希望のチェック項目になったりして・・・。
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