2011/07/05 9:55:00
知恵を出せ
サラリーマン時代、誰かかからきかされたことがありました。けっこう有名ないいまわし、学説らしいです。
「知恵を出せ、汗を出せ、それができないなら辞表を出せ。」
もう一つくらい出すものがあったかもしれません。今日、辞表を出した人のニュースを知りました。被災地の住民が選んだ代表者である県知事に「知恵を出せ。」と言った人間です。自分自身が知恵を出すことより辞表を提出しました。
この話を聞いた当時、なるほど頑張らなくちゃ。と思う反面、辞表出すのは大変だなあ。とも感じました。
どちらもわっちゃいるけど・・・。
あるときは足がすくみ、出したくても、汗を出し切れずあせってばかりで、空回りして・・・。知恵で勝負!!と思って、考えても、考えても・・・。あちらをたてればこちらがたたず・・・。
ものごとをより深く、現実的に長期的に考えると、知恵が出ても、即座に口に出せないこともしばしばです。短絡的に判断ができない壁にぶちあたります。なかなか良い知恵が浮かばないということを何度も経験をしたことがあります。
行政が決断し実行することは、住民の暮らしに劇的な影響を与える結果となります。辞表を出した人のポストは被災地復興という特に大事な仕事です。次の方には、ぜひ、汗を出し状況を見極め知恵を出しての難局を乗り切ることができる心の深みがわかる熱意あふれる方に担当していただきたい役職です。
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