2011/07/15 19:13:48
石巻支部の心意気
全日宮城県本部の支部役員会に参加しました。宮城県本部では、それぞれの事情があり、支部総会が後先になったり・・・。まだできなかったり・・・。いろいろでしたが、なんと真っ先に支部総会を開いたのが一番の被災地「石巻支部」だったそうです。
石巻支部の支部長さんに懇親会の席でそのあたりの事情をうかがいました。すると「みなさん沈んでばかりいるので、かえって負けないように開いた・・・。」といった主旨のお話でした。支部長さんも被災がひどかったと伝え聞いております。そんなときこそ仲間の無事を確認して意気を上げるという気概。さすがですね。
石巻がやっているのだから、やらなくちゃ。というエネルギーが会員に伝わり力になりました。被害は逆の立場なのに心意気は苦しみをバネにした形であふれています。
嘉子は石巻育ちですから、こんなときのうちひしがれた状態を「ひしゃげる」と表現します。
実際の利用方法としては
「震災で ひしゃげでばっかり いらんねがら、 支部総会 やっぺし!! 」という言い回しが適切?な石巻弁です。
これに対する返歌としては 「ちゃんと仲間さあえていがったね。」(ちゃんとなかま と 会えて 良かったですね)。となります。元気で再会できたと聞いてとてもほっとしました。
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