ドーダ理論
セイタカアワダチソウがブロック塀の際に林立しているのを発見しました。手を伸ばして草刈りがしにくいところに、それはあります。放置すれば背丈以上になるのは数日後のことでしょう。よくも上手く生育場所を手に入れるものです。
昨年、駐車場の草取り後の放射線が異常に高かったせいで除草を怠ったりました。今年春は、気分を変えて、まじめに励んだりしました。ですが、雑草は1度でいつまでも許してくれるものでもなく、またも挑戦状をたたきつけるように、ドーダ(どうだ!!)。と起立しています。特に勢いのあるのはほんの数本ですが、けっこう目障りです。
ドーダ・・・。というのは雑草にもある意識なのかしら?
人間というのは、自分の事が大好き。自己愛にみちているそうです。だからほめられたくて自己顕示をする傾向になるそうです。あるテレビ番組で漫画家の東海林さんが打ち出した理論としてドーダ理論の紹介がありました。ドーダと自己顕示をすることだそうです。そういえば近頃は「どや顔」とかなんとかいう番組もあるから、その前に命名された理論でしょう。おもしろい発想です。
内容は、だいたいこんなカンジです。
大きな車や、豪華な時計とかの所有を見せびらかすのが「陽のドーダ」。反対に、わたくしなどは・・・。となにかと謙遜ばかりしていて、引っ込みすぎるくらいなのが「陰のドーダ」だそうです。どちらにしても自己顕示の形ということになるようです。解説の〇〇大学のセンセイがさらに東海林さんの理論を発展させ、二つに分類した考えとして披露していました。
いるいる・・・。〇さんは陽、△さんは陰だよね。なんて、すぐに身近な方たちとかを思い浮かべて、勝手に分類してみて、うなずいてしまいました。おもしろいですね。さて、自分はどちらでしょうか?両方?(笑)。
陰に陽に、自分をどうにかして人からほめられたいという心で行動するものだそうです。それはすべての人間がその要素があるということのようです。
じゃあ・・・。
セイタカアワダチソウは雑草会のキングとして君臨するかのように、あらゆるところに勢力拡大中ですね。陽のドーダ植物ですね。なら、陰のドーダ植物はコケかしら?地べたを這い、日陰に徹し、盆栽ではわき役に徹し・・・。でも存在はけっこうアピールしたりしています。
伸びすぎる雑草は、鎌をもって刈り取りをされる危険が待ち構えています。目立ちすぎなきゃ、気付かれなかったのに。さて・・・。
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