2012/07/27 9:40:41

虫かご少年とネコジャラシ

久しぶりに、網をもって昆虫採集をしている少年を見ました。夏休みが始まったからですね。


虫が苦手ですので、昆虫採集も、飼育も無縁の子供時代でした。ですからわざわざ育てる気分にはなりませんでした。


大人になり、外にいる小さな虫程度ではいちいちガタガタ怖がらないくらいの強さを持てるように進歩しました。庭いじりを始めたら、土をよくしてくれる、みみずは、けっこう親近感を感じるような生活です。さすがに、触る気はしませんが。(笑)。


あんなに嫌っていたはずの昆虫採集なのに心理的変化があります。数が少ないから・・・。というのが、理由と気づいてから数年が経過しています。


相変わらずハチやガその他害虫はもちろん苦手です。


虫とりをする人の気持ちは、ちょっとは理解できるようになってきたのは自然破壊を危惧するため。


当時はうじゃうじゃと、電柱を取り巻いていた夜の虫も、モンシロチョウもめったにお目にかかりません。


あの少年の、プラスチック製の籠にいれるきれいな蝶も、カブトムシも採れるかどうか心配なほどです。


首相官邸前で毎週金曜日に行われている、脱原発に関するデモ行進に参加した母子が印象的でした。ネコジャラシを東京から福島に持ち帰るのだと一本の雑草を手にしていました。幼い子供なのに、放射線量が高くて、外の草に触れることができないから、もって帰るのだそうです。そんな、小さな行動の光景が放送されていました。


虫をはぐくむのは草木です。虫たちだけではなく、そのもとになる草にさえも、触ったり、摘んだり、採集することすらできない場所が、3.11以後の、この日本にはあるのです。フクシマに虫かご少年はきっといることはできないのだと、気づかされた出来事でした。





2012/07/25 12:04:59

トースター履歴

トーストを食べるようになったなあ。と、突然、「市販」のイチゴジャムを塗りながら思い出しました。自作の手作りジャム(りんごやいちご) はとうに食べ切り、イチゴがまだ小粒のものは出回っていないため、今年仕込んだジャム類はありません。トーストを自宅で食べるようになったから、ジャムづくりをするようになったんだなあ・・・。と生活の変化に気づいたのです。


かなり以前のことですが、電子レンジにオーブン機能がついているものを使っていた時期がありました。当時は、狭いアパート暮らしでしたから、とにかく物を効率よく配置する必要性があり、台所にオーブントースターと電子レンジを置くスペースがなかったのでした。一緒に二役できる機械の方が、それぞれのものよりずっとかっこいい、とも思っていました。


 もともと、嘉子としては、宮城県産の米さえ食べていればかなりご機嫌なのです。次は、そば、うどん、ラーメン、たまにパスタなどの麺類・・・。和風がメーンが一番大好き。ですが、イマドキの人間ですから、ごくたまにトーストを食べたいこともありました。


 しかし・・・。オーブンレンジで焼いたパン・トーストがイマイチおいしく焼けないために、しばらくの間はまったくと言っていいほどトーストを食べない状態になってしまったものでした。とにかく、こんがりしないし、片面ずつ焼くので時間がかかります。ひっくり返して、焼き上がる頃には片面が冷めてしまってべたつき感がありました。面倒だしまずいから、結局食べないという、サイクルに陥ったのでした。購入した機械の性能不足、ということもあるかもしれません。


一戸建て住宅に引っ越してから、オープントースターを購入しました。飛躍的においしくできます。ですが、欲を言えば・・・。網目が気に入らない・・・。下に網目、上は無し・・・。のアンバランスなのです。ポンと飛び出すトースターならどれほどいいだろう。とも考えますが、厚切りパンが入りにくそうです。それに、わずかであっても、めったに使わないだろう道具を保管するのは、きっと場所取りです。だいたい・・・。今だって、結局ごはんがほとんど。トースターを追加するほどたいしてパン食していないじゃない・・・。精米したてのお米ほどおいしいものはこの世にないのだし・・・。


知能指数を上げて、頭がよくなるためには「米飯」に効果が出たと実験結果が出たそうです。脳トレで名高い川島教授がスマートエイジンクの考え方として披露していました。このまま、トーストがもう一息の方が、きっと、ごはんを食べる回数が維持できるから、おりこうさんになる確率が維持できるかもしれませんね。






2012/07/23 12:05:06

風呂場発電機

 坂本龍一さんの言葉に共感しました。「たかが電気・・・」です。最近では主催者発表が17万人ともいわれる首相官邸前で毎週金曜日行われている反原子力発電のデモ行進を報じるニュース映像で見ました。


組織の強制をうけない自由な参加形式でこれほどの人々が同じ目的で集まったのは日本始まって以来かもしれません。それほど原発は怖いものだからです。


事故を検証するNHKの番組では電源を運ぶ法律がなかったから?とか、安全弁を圧力調整できずに、結局開けなかった?とか、配管が長いうえに耐震性基準が低かったから地震に弱い構造の恐れがあった?とか、12じゃなくて120ボルトがほしかった?とか・・・?


思わぬことの連続で被害が出たようなことでしたが、もともと原発なんてなければ、こんなことは起こらないのだから、「いらない」という認識を再確認しただけでした。長い配管の先のレバー。地震で歪んだり、ヒビが入ることも、中のものがもれたりすことは、容易に想像できる。というのが私の感想です。全然予期しないできごとになかんか思えなかった。動かしたり回せないくなるだろうくらい、子供だって予想できるじゃない。なんていう風にも思いました。


そしてPL法って原発ではどうなってるのかなあ。などと電力会社の賠償を言うなら、その安全弁がいざというときに開かないような、そんな役立たずのヤワな装置を作った会社の製造物責任もちゃんととってもらっているのかなあなどと疑問だけが残りました。


素人の私にはその検証が正しいかさえもわかりません。わかるのは、今、人が住めない場所が、原発によって作られてしまい、16万人以上の人が苦しみ続けている現実です。


 そんな中で、山小屋が自然エネルギーで電力を自給自足できている事例や、畑の有害野生生物による侵入を防ぐ電気柵に、小規模な水力発電機で電源を通している実例を紹介している図書に出会いました。


 非電化生活を推奨するその図書には、水力発電は落下が小規模なものでも、それなりに発電できるものがあるそうです。ある市役所の庁舎はソーラーその他を組み合わせて自給自足しているとか。小規模水力発電の今後は、水道の蛇口を回すたびに発電できるところまで目指しているようです。


いきなり、希望が湧いてきました。節電のために常温で食物を保存し、うちわで暮らすだけでなく、ちゃんと今風に電気を使うけど、小規模発電して自給自足をする道筋があることは励みです。


 自然エネルギーというと、ややもすると太陽光発電にばかり話が行っていますが、水の国日本のそこらじゅうの堀や水路でも発電ができるらしいのです。


ダクト内部で発電・・・的表現もありました。もしかしたら2階のふろ場などの排水は、けっこうきれいですよね。それを受けるダクト内部に小規模発電機を取り付けてる方法かなあ?と勝手に推理しました。発電したらそれを蓄電池に貯める。風呂場で捨てる使用済みの水が落下するから・・・。具体的に方法記述は無いけど、きっとその研究中かも・・・と推理しています。


技術者さんにぜひ実現していただきたいですね! もう、誰かかが作り終えてるかもしれないですけど。


とりあえずは、足踏みペダルとかでダイエットしながら発電する機械の購入を試みてみようかしら。電気代として元取るまで頑張れば、けっこう元気且つスリムになりそうです。(笑)。






会社概要

会社名
(株)ネクサス
カナ
グラントップ
免許番号
宮城県知事免許(2)0006306
代表者
引地 由花
所在地
9840032
宮城県仙台市若林区荒井2丁目18−10
TEL
代表:022-724-7780
FAX
代表:022-724-7790
営業時間
09:30〜17:30
定休日
土日・祝 毎週水曜日午後
夏季・年末年始・大型連休
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