風邪薬とかが怖い
昨夜のNHKのクローズアップ現代という番組で市販の風邪薬を飲んだ副作用で命の危険にさらされた・・・。ということを取り上げていました。画面に映った女性の痛々しい眼に絆創膏をした姿にショックを受けました。片方の視力に障害が出ているのだそうです。
早めに薬を飲んで長引かせないようにしよう。と、普通に見られる行為が裏目になるとこんなことになるなんて。
実は私も以前、高校生のころ病気をしたときに何の薬が原因かわかりませんが、その前に重い風邪のような症状を伴う病気をしていたため、近所のお医者様からたくさんの薬を投与されたことがありました。
その後ほどなく、体中に一気に赤いぶつぶつが出ました。薬の副作用らしいことは当時のお医者様もわかったのです。でも、肝心のどの薬のためにそうなったのか、についてはわからずじまいです。
まだ少女でしたから、家族らがなんとかしてくれて、私はうなされていますから、なんの薬かわかりませんが皮膚科から処方された軟膏をぬってもらいました。
昨夜のテレビでそれがたぶんステロイドだったのかもしれないと、〇十年経ってやっと推理がついたわけです。結局、薬のせいばかりでもなく、もともとの病気を治療するために数日間総合病院に入院をして直したことがありました。ずいぶんと周囲には心配をかけてしまったものです。
あの時のもうろうとした意識、苦しさはすさまじいものでした。副作用がなかったらあそこまでひどくならなかったのかなあ。などと、昨夜、久しぶりに思い出しました。
あのころは、お医者様にこちらから質問するような勇気なんてとてもじゃないけどありませんでした。お医者様と患者さんとの関係は今と違い、そんな時代でした。まして未成年の若い女の子なら。だいたい・・・。話もできないくらいの症状でしたし。
当時は、いちいち素人がこまごま聞かなくても、任せていいような、頼っていいような、そんな感じがありました。
どの薬が駄目だったのか、私はわからずじまいのままです。一生懸命に診てくださった近所のお医者様も、とおに、遠くに逝かれました。
だから病院の問診票に記入する度に、毎回、窓口で補足説明しているのです。わからないけど、薬にあたることがあることを・・・。市販薬じゃ、話相手はいませんね。相当注意が必要になりそうです。
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