2013/04/26 9:47:56
防災備蓄品つき賃貸マンション
東日本大震災後、個人で防災備蓄品を準備しているのはもはや当たり前ですね。
町内会や個人レベルではなく、「建物」と言う単位で備蓄品を準備する傾向が出てきました。都心の真ん中、東京の大手不動産会社系列の東〇リロ〇〇〇〇〇さんでは新築マンションに防災備蓄品倉庫を備えた物件入居者を3月から募集中のようです。
このマンションでは停電に備え発電機も準備していて24時間体制でエレベーターが使えるようになっているそうです。共用部分にも電気供給ができるようですから真っ暗なまま。という怖さから解放されるのはいいですね。
2年前、あのころのことで知人から聞いた話では、高層階に住む住民の方が震災時、困ったことがあったようです。「飲料水」の運搬です。
水道が止まっているため水の配給を受けたものの、エレベーターが使えないために手でどっこいしょ。どっこいしょ。と高層階まで何度も上がり降りをしたそうです。言うまでもなく水の重さは一定ですから、工夫で軽くすることはできません。
容器も重さがあるし、以前書いたブログのスーツケースの話でも触れましたが「キャスター」は平面ではいいのですが階段となるとそうはいかないのです。食料、その他なんでも自分の体力を使って運びきるというのは大変ですね。力の弱い人、妊婦さん、お年寄りには大問題です。
これからの物件ではどんどん防災機能付住宅が進化するのかもしれません。仙台地方でこのレベルの賃貸物件が出るとすればいままでの傾向としては数年以上は待たなくちゃないかもしれませんが。
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