2013/05/14 10:58:48
住宅の履歴書
中古住宅を購入する場合、お客様は第三者機関による調査や、耐震基準を満たしているかどうかを高い確率で気にしていることが、このほど実施された不動産情報サービス会社のアンケート結果でわかりました。
不安に思っていることは見えない部分にひび割れや腐食がないかどうかや給排水設備に故障がないか、すぐに使えなくなってしまわないだろうか?ということのようです。
さて、この第三者機関の専門家による調査ですが、実際にはそれほど多くの中古住宅で実施されているわけではありません。理由はそれぞれの物件ごとに事情はことなるでしょうが、お金がかかる。というのもあると思います。
売主さんとしては、お金が必用で売るわけですが、法律で義務付けられていない調査費用を、現金で売買契約成立前の募集段階で、捻出できる資金が潤沢な人ばかりではありません。
一方、購入者はどのような物件なのか、詳細な情報が欲しいのはわかります。そこで、売主さんに限らず家を所有する方たちで、ぜひ実行していただきたいのが「住宅の修理記録」などのノートつけです。
いつ屋根を塗装したのか、給湯器をいつごろ交換したのかを記録しておけば、専門家の調査費用を掛けなくても、ある程度の情報を買い希望者にお伝えする資料となります。こちらはノートとペン代のみで実行可能。
売る場合に限らず、ご自身がご自宅のメンテナンスをする際の参考にもなりますし思い出としてもいいですね。ぜひ、おすすめしたい作業です。
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