外国語がわからないとNHKを提訴
71歳の男性がNHKを訴えたそうです。外国語がわからず精神的苦痛を受けた・・・。というものです。
訴訟をすることが必要かどうかの是非はともかく、「気持ちはわかるわかる。」と即、共感しました。
訴訟までに至った経緯は、その前に手順を踏んで行動をしていたのに、答がなかったからのようです。いきなり訴訟ということでもなさそうです。
私も常日頃から、国営放送なのになんでこんなにいちいち、わけのわからない用語を連発して用いるのか、不便と不愉快さを感じることがしばしばでした。今回はNHKを相手どっていますが、多くの役所などに対しても、視聴者や国民、住民は同じ問いかけをしてもいいと思います。
最もお年寄りをいたわるべき、福祉の関連の表現を例にとっても、この精神的苦痛はあきらかです。
現在老人となっている世代は、戦争のため英語の学習を禁じられていた方たちがたくさんいらっしゃるのです。なんて不親切な表現だらけなんだろう。と感じておりました。
英語教育を真剣に学校で受けてきた私たち中年世代。だとしても学習現役のときから全員が外国語が堪能だとは限りません。さらに、学習時に、外国語が得意だった人が得意なまま、語学力レベルを維持して生活しているとは限りません。
昭和の高度成長期に誕生し、受験競争にあけくれ、英単語覚えに莫大な時間を費やした私の世代ですら、即座にわからないことも多いのです。若いゆとり世代をふくめて俯瞰して考察しても、男性の主張に対し一定の共感は得られると思います。
視聴者の大多数が、実は、話している報道の用語内容がよくわからないまま、なんとなく放置し、聞き流してきたのだろうと推理しています。普通に話されていることが理解できない、と自分から言うのは、自尊心を損ないます。恥ずかしさで声を出しにくいという日本人特有の気質があると思います。
漢字仮名混じりの表記、表現なら意味を類推することは可能です。しかし、カタカナ語になりますと、類推すらできない。
道路標識では、漢字表記が主流です。漢字にすると即座に理解できるが、アルファベット表記では理解により多くの時間を費やすことはすでに実験で明らかだからだそうです。
報道・放送が、本来の「伝える」ことに主眼を置き、これを機会に誰にでもわかりやすく、日本語で表現してくれるように改善されたらいいですね。
株主提案はすべて否決 でも、昨年度出ていたものが・・・
東北電力の株主総会がありました。例年通り出席いたしました。予想した通りの結果でしたが、脱原発についての株主提案は圧倒的多数で否決しました。世論調査では、脱原発を望む、ごく普通の人が多くても、こと、電力会社の経営という視点と立場で物を考えますと、このような結果になる・・・。
筆者の実家がある石巻市は東日本大震災時、震源地に近かった女川原子力発電所からは至近距離です。親族らがもしも福島県の惨事のようなことに巻き込まれるような事態になったら、やはり平然とはしていられない。ですので、感情論としては、原発は不要であると言い切りたい。
一方、電力不足の懸念、すでに出てしまった原子力発電のゴミを何万年も抱え続けなくちゃならなくなっている我が国から、原子力技術者の存在が乏しくなれば、それはそれで国益を大きく損なうであろうことも理解できます。日本から一つ残らず原発を失くし、技術の継承を細くする心配があっても、全部止めることに賛成なのか?と自らに問えば、うまく整理できません。
株主さんの質問で、福島に在住の方でしたが、ご本人が高い濃度で被爆し、農作業を・・・というお話しがありました。被災地の東北電力が率先して、「脱原発のモデル」になることはできないか、との趣旨でした。
目頭が熱くなりながら拝聴したのですが、「再稼働ありき」の経営方針を貫くしか立場の無い経営陣。もしかしたら、個人的には心に届いていたとしても、それを檀上から同調することは、きっとできなかったのでしょう。「安全」という用語を繰り返し話していました。
昨年度の株主提案で否決された案件が、その後、会社の判断として実っていたことの指摘がありました。「それなら、なぜ、総会の時に株主提案を受け入れ、可決してくれなかったのか?」と、疑問視しながらも評価した発言がありました。
それは、「浪江・小高原子力発電所建設計画の取り止め」です。
福島県に計画していたこの計画を、今年3月に取り止めることにしたのです。
会社が原発計画取り止めを決定したということは、経営にとり適切な提案を、早い時期に株主側からできていた、とも解釈できます。
昨年度は、このことを含む株主提案がすべて否決されました。その後、わずか1年を待たずに、株主提案の内容が、結局、そのとおりとなり、意図した方向に進んでいたものもある、ということに感慨を覚えたのでした。
アイスクリームが・・・
真夏のさかりのように暑いですね。梅雨時なのに雨は少ないし、日差しを見ると夏休みのあたりのようなカンジです。
今朝、外を歩き、室内に入ろうとしたら余りの温度差と日差しの光の差についていけずに一瞬ふわり、ボーッとした感覚になってしまいました。帽子もかぶっていたのですが、涼しさに慣れていた体が、この温度変化に対応しきれずといったところでしょう。
こんな時は、アイスクリームがおいしそうです。ですが、実は微妙な特殊関係な食べ物なんです。
アイスクリームをいただくなら、なるべく乳脂肪分が少ないラクトアイスで・・・。というか、なら、大丈夫。
凝ったものほど体調不良になるリスクが高まってしまいます。
食べたいのはもちろん「こってり」が好みですが、ある時から受付なくなってしまったのです。
以来数年間はアイスクリームをほぼ受け付けず、ためしに食べると吐いたり胸焼けをしたりと、具合が悪くなることを繰り返したのです。ならいっそ、全部禁止にすればいいじゃん。とも思うのですが、これがなかなか・・・。このおいしい食べ物を生涯禁じるのはつらいわけです。もともとが好きなのですから。
たまにはやはりちょっとくらいは食べたい・・・。コースのデザートでよく出るものでもありますしね。きれいに飾られたそれを、そこで残すのは残念すぎじゃないですか。
ですから体質をとりもどすべく?量をごく少しずつ、警戒しつつトライし続けること・・・、成人式を迎えるくらいの年数くらいになりますか・・・。最近は少しずつ改善されてきたのかもしれません。ごくたまーに1つくらい食べても、ここ数年は何も起こらない時期が続いてくれています。
もしかしたら、もう、体質が普通に戻り、気が向いた時に食べることができるようになっているのかもしれないです。牛乳もバターも生クリームケーキだって、全部無事なのに、なんでアイスクリームになると駄目なのかが不思議なままです。
お問い合せ