人気職業なのにかばってもらえない
女の子の意識が変化して、専業主婦になりたい方が増えているそうですね。時代が少し、昔にもどった感じ、とも言われています。
そういえば、夜の商売もちょっと前は人気だと言われていませんでした?最近、突然、この手のものに対する報道や扱いが「消えた」ように感じているのです。
ある時期、「キャバクラ嬢」の希望が上昇。一般の女の子が成りたい職業に挙げている、注目されている、とのことで、テレビドラマでは、ナンバーワンの女性が、私立高校の先生と掛け持ちで教育に新風を巻き込むというストーリーのものがあったり、その前は、そのものずばり、「お水の・・・・」がありました。
それなりに人気があり、視聴率を稼いだりしていたドラマでしたよね。いずれも、おもしろいのでほぼ毎週、見ていました。主役の女優さんの、なんてきれいなこと!!、スタイルの良いことったら。きっぷのいい、役柄の演じ方もとても上手でした。
あんなにきれいな人たちがいるのなら、男性陣が、せっせとお店にいきたいのは、女性から見ても理解できちゃいます。
お客様がお店で楽しむために、きれいに着飾り、気遣いをしたり、盛り上げたりと頑張っています。また、このお店に来たい、という楽しさを提供できる、プロ意識のある人たちだと思ってテレビを見ていました。
夜のお店で働く人の職場に対してもある程度の理解がされる時代になってきたんだなあ。などと、テレビで取り上げりることに、さほど否定的ではなく見ていました。いろいろな影の部分、リスクを伴う面が、そういったお店には、時にはあることも頭の隅に置きながら。
そして、バラエティ番組では、感覚の違いすぎる、そういった職場で働く困ったおねだり女子を、普通の考えの大人たちが、質したり、お説教したりして、社会通念を知らしめるべく、おもしろおかしくショーアップしていたではありませんか。
最近、そういった、女性の夜の職業について、話が聞こえなくなったのはなぜかしら。意識が突然変わったのかしら。それとも私がたまたま、このところ見落としているだけなのかしら。
風俗業とくくられるお店に行くことをおすすめした、市長さんの発言を攻め立てたいから?などと、いぶかっています。
今、女性の人権に非常に熱心な党首のいる政党が、法律改正を求めているダンスホールも、風営法に該当します。片方は、こうやって政治活動をしながら、女性たちがなりたがっていたはずの「人気職業の援護の話」は、ほとんど聞こえないのが不思議です。女性の人権を擁護するというのなら、法の下で働いている人たちの職業への誤解をとき、名誉を維持する活動も、ちゃんとしていただきたいものです。
ドラマで出てくるのは法律で認められているお店です。
夜の職業の人たちを、ある時期、さんざん放送し、取り上げ、注目させて、ステキに見えるように、働きたいような気持にさせるようにあおっておきながら、今になって、放送業界が手のひら返ししたように見えて仕方ありません。
あたかも、「違うサービス」を彼女たちが提供しているかのように、外国で取沙汰されているらしいのには驚きました。極端な誤解をされてしまっているのに、どうして、ちゃんとまじめに仕事に取り組む女性たちを、政治家も、ジャーナリストも、学者さんたちも、同性の女性たちさえもがちゃんとかばって、誤解や偏見の解除を外国に向けて発信し、守ってあげないのか・・・。正確な広報活動を早く展開してほしいものです。
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