2013/09/21 12:43:32

戦後の食生活改善運動後

近所の田んぼに黄金色の稲穂が頭を垂れています。もう少しで新米の季節ですね。


いつからか、日本人のお米の消費量が減少してきました。ある時期、ごはんを主食とする日本食を目の敵にするような風潮で、食生活を勝手に西洋風に変化させられたせいだ。と、ちょっぴり恨み節的に考えています。


厚生労働省などが、やれメタボだ、食育だ、バランスのいい食事だ、とかとキャンペーンや運動を起こすたびに、日本人には「病気」の人が増えていくように感じています。昔は食べ物が不足していましたが、俗にいう生活習慣病になるはずもなく、経済的繁栄の副産物かもしれないけれど、ごはんを恣意的にやめさせたから病気が増えたと論ずる学者様がいらっしゃいます。


世界にまれにみる高齢化社会が実現しているのですから、あくまでも、私の根拠に乏しいひとりよがりな感想です。お米に味方するために、偏った見方かもしれないけれど・・・。でも。一理あるなあ。と。


食生活改善と、誰か が言いいました。


それで、ごはんをやめて、パンやうどんなど小麦粉の主食になってから、糖尿病患者や生活習慣病が増えたじゃないですか。一日30品目食べろ、とか、言われて、食卓を預かる主婦たちは、冷蔵庫の中にたくさんの種類を買い置きしなくちゃならないから、自国の食糧が不足して、輸入に頼っているのに、あきれ果てるくらいに食糧を捨てる国、食べ物を粗末にする国になりさがっています。油っ濃い物を好きになり、太ったから、今度は痩せるために奇妙な健康食品を買わされ、サプリの宣伝と、運動器具の通販の宣伝の嵐を否応なく見せつけられます。


乳製品がいい。と推奨されて、アトピー性皮膚炎や、アレルギー、はてはお父さんたちの下痢まで増えてしまっています。発展途上国の母乳の出る母親に、わざと粉ミルクを購入させて、貧しい国の人たちの無知に付け込み、誤った育児方法を刷り込み、なけなしの収入までも奪い取る・・・。その粉ミルクが安全に作られたものかも検査する術すらない・・・。


貧困に拍車をかけさせる先進国の利益追求に対する倫理観が疑問視されたこともありました。乳製品に疑問を持つ論調は各種あり、「人」なのに「牛」の乳を飲むいわれは、動物的にはありえない。とする考えもしばしばききます。


もともと、和食のままだったら、日本で採れるものを主にして食べていれば、これらの問題は最初からなくて済んだのではないか?と、ごはんのすばらしさを近頃感じているのです。


主食をごはんにして、味噌汁、副菜といった日本の伝統食を食べてる人たちと、当時推奨した30品目とかバランスの良い食事と厚労省が言ったとおりに食事をした人との追跡調査結果が公表されていないのか・・・。


どちらがより本当に健康で暮らせているのかをぜひ知りたいものです。調べてくれる学者さんが出たらおもしろそうですね。






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