2014/03/18 9:29:29

ノーベル平和賞受賞後の世界

初の黒人大統領としてバラク・オバマ氏がアメリカ合衆国に誕生してほどなく、世界を更に驚かせたのがノーベル平和賞の受賞でした。就任演説は世界をうならせ熱狂的興奮が映像を見るこちら側にも伝わったものでしたが、平和賞となると、賛否が分かれました。オバマ大統領がノーベル平和賞を受けたのは、まだ、仕事を成し遂げる前の出来事でした。当時は「これからの期待」という見方を大きく取り上げられていたものでした。


では、再選を果たし最近の世界で起きていることはどうでしょう。


アメリカとロシアはクリミア半島の住民投票後、どのように地図を作り上げていくのかの政治的駆け引きの真っ最中。冷戦の復活か、第三次世界大戦になるのではないか、と心配する声があったりもします。どの国とて鎖国することもできず、解決はどうも容易ではなさそうです。


一方、オバマ大統領の態度として同盟国日本に対してはどうだったろうと振り返りますと、我が国に対するけっこう粗末に感じる扱いが際立つように見受けられます。(ただし、東日本大震災の時にトモダチ作戦を展開し、被災地支援に掛け付けてくれたことは当時も今も感謝しています。)


では、発展途上国に関してはどうか?軍事縮小に向けた動きの陰にはなにか意図はないのか。地球各地で繰り広げられた政変のあった国々のデモの果てを見ますと平和にはほどとおいことばかり。


たとえもともとは独裁であったとしても選挙で選ばれた代表がまず「暴力的民意」で失脚します。その後は形ばかりの選挙をしても不満が残り結局、あちらが勝てばこちらが不満となります。権力闘争の繰り返しにあけくれ内乱が継続。出口を失い双方ともが共倒れしたままです。独裁という方法しか国を束ねる手段がなく、必要があるからこそ独裁体制が維持されていたのではなかったのか、とさえ逆説的に考えたくなるほどです。半波な民主化志向の求めがかえって悲劇を量産・継続させているように見えてしまいます。


さて、今回は勝手が違い、もうひとつの大国が強固な意志を持って動いています。民族を同じにする住民の意志をまとめ動いています。もしも、住んでいる人の望みと投票結果が同じとすれば、義はどちらにあるのかわからくなります。領土としての考え方をみますと、このやり方で、住んでいる人の数が多いとしても即、正義とも言い切れない。では、無視していいのか、と問われればそうもいかない。


世界でもっとも権威あるノーベル平和賞受賞者としてふさわしい手腕がいまこそ発揮されるよう願うしかありません。





2014/03/17 11:25:39

チョコレートをあげるから

バレンタインデーが終わり、ホワイトデーが過ぎました。恋を打ち明けたり、仲良しになろうとしてチョコやお礼の品をプレゼントし合うのはお店がにぎわいますし、さらりとしたお祭り程度のノリならほほえましいですね。


今朝の朝ドラでたまたま、チョコレートが出ていました。第二次世界大戦後、アメリカ軍が占領し、進駐軍が国内にきたころの模様のお話しでした。兵士がチョコレートを配るシーンの後、チョコレートについて家族らが語り合っていました・・・。さて、どうするか。主人公は息子を戦争で亡くしています。敵だった兵士にもらったものを無造作に食べることができない。でも食べたい。複雑な心境がわかります。


甘い食べ物につられてしまう葛藤や、ガードしていたはずの心が動いてしまう姿は時代を超え、昔も今も似たようなものです。子どものころ厳しく言われていたことがあります。人さらいに遭わないように大人たちからは「チョコレートをあげるから、と言われても知らない人にはついていかないこと!!」とことあるごとに教えられていました。


でも、人さらいがチョコレートを配り、甘言を用いてのみ連れ去るものだとは限りません。


ただ海岸にいただけで、道路を歩いていただけで、あろうことか人間を袋詰めにして船に乗せ、抵抗空しく、異国の将軍様の命令でさらわれてしまったままの人たちが、日本人が、解っているだけでもたくさんたくさんいます。


そのさらわれてしまった拉致当時少女の娘さんと、祖父母が第三国の異国の地で初めて対面したそうです。肝心のめぐみさんはいったいどうなっているのでしょう。何十年経っても、ただ、親元に帰るということすら、安否確認をすることすらかなわないままです。あれほど家族のみなさんが願っても、頑張っても、あきらめずに続けていても、時として叶わないことがあるのだ、ということが国際社会の中の日本人の現実としてある悲しさを、まざまざと突き付けられ続けています。


ブルーリボンのバッチが議員さんたちの背広や服からはずせるその日は、いったいつになったら来るのか・・・。地球のあちらこちらでは飛行機が行方不明になったり、デモや住民投票やらで国の形が変わったりしています。何をどうするのが正しいのか、どの判断が人として今も将来に向けてもいいことなのか、まじめに考えれば考えるほどわからないことだらけです。






2014/03/14 11:11:28

愛媛で震度5強!!

今朝、午前2時過ぎに愛媛で震度5強の地震が起きたそうです。深夜に強い揺れがあったそうで、さぞ驚いたことでしょう。日本の反対側、だいぶ離れた地域のことですが地震が超怖い私としてはとっても気になります。


震災から3年ということで、地震をまたも意識したくないのに忘れる暇さえ与えてもらえない大自然の厳しい試練が続くこの頃です。


東日本大震災の前には、内陸地震があったり、震度4越えのことが数回続いて、直前にも大きな地震があって、とどめにあの津浪と巨大地震でした。


列島はつながっておりますから、西日本の方にその兆候があらわれ始めたのだとしたら・・・。と心配です。


なにより、「津浪てんでんこ」。まず自分を助けなければ、他人を助けることができないのですから、海の近くにいたらより高いところに、より遠くに、とにかく無駄になってもいいじゃないですか。とりあえず逃げる。命を守る行動の、「優先順位の共有価値観」を呼び掛けたいものです。


三陸に伝わる津浪に対する合い言葉を、ぜひ西日本の皆様も身近な人との話題にあげて、意識の共有の備えをしていただけたら、と思います。


経験に学ぶことがある程度はできますので、ぜひ西日本の方たちには寝ている頭の上に物が落下しないように常日頃から整えておく、とか、水を確保し保存食もたとえ少しは無駄になっても仕方がないから、飢えるよりマシと割り切っていただいて準備してほしいですね。


ちなみに、私の枕元にはカーテンがあるのですが、その端に小さなクリップ付LEDの懐中電灯(105円)を止めてあるのです。小さくても灯りがあるだけでだいぶ違いますよ。ろうそくは余震があり、火が危ないから実際はほとんど使えません。


揺れても落ちないし、軽いから危なくない・・・。カーテンが地震で落下、というのはあまりなさそうです。夜中に停電になりますと、物があっても揺れで移動して散乱してしまうから探し出せないのです。そんなことになりにくいように、始めから揺れても探しやすいように、探せるとしたらどんなだろう、どうすればいいか?と考え、工夫してみたのです。


同型のものをあの震災中ずっと手元に持ち、利用していました。苦難をともにした相棒のようなかわいい存在です。いまでも時々点灯テストをして備え続けています。






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