薬物のきっかけ
人気者のASUKAさんが逮捕されました。薬物使用の容疑でした。楽曲が大好きでしたので、とても残念です。以前、マッ〇―のときも同じような気分を味わいました。どちらも作詞がとても良いのでこんなことで汚点がつくのはもったいないです。外国のコンサートが大失敗してから所属事務所が倒産したことがあった、との報道もあったようです。
昨日、例のネット先生の動画を久しぶりに見てみました。今回は歴史の講義。欧米列強のアジア侵略の時代、イギリスがアヘン戦争をしかけた時代のことです。学校で習ったことを思い出しつつ、かなり久しぶりにこの時代について振り返ることができました。
概略として、イギリスは中国との貿易で赤字となった。そこでイギリスはもうけをとるためにインドで栽培したアヘンを中国人に密売した。清の時代の中国人たちは、そのせいでアヘンに侵されてしまったひとがたくさん出てしまったため、清は取締強化をした。
一方、イギリスはアヘンが売れないと儲からないので取り締まりを強化されたくない。そうこうするうちに戦争になった。結局清が負けて、多額の賠償金を支払わなくてはならなくなった。農民らは賠償金を払うため税金が高くなってとても困った。
更に清は関税自主権を失い裁判をするにしてもイギリス人が仮に清で犯罪を犯しても自国の法律で裁くこともできない・・・。ということを認めさせられてしまった。といった内容だったことを思い出しました。
なんだか似てる・・・。
今TPPで関税撤廃に動いています。沖縄の少女暴行事件ではどうのこうのと問題視されていました。芸能人たちがASUKAさんのように薬に依存する、ということは、当然「誰かが売っている」わけです。まさかアヘン戦争当時のように国家ぐるみということはさすがにないでしょうが。日本国内では、芸能界に限らず一般人にも薬物の脅威が身近に迫っているとも報じられています。
歴史は繰り返す。
だとしても、自衛する心の準備くらいはできます。怪しげな薬や、怪しげなこととの接点がありそうな場には絶対に足を踏み入れない。いかないことです。昔、警察がしていた薬物撲滅キャンペーンの時の話は印象深かったです。
たとえば、薬物依存症の人間を作り出すように誘導したい「怪しいお店」では最初は「痩せるジュース」とか「楽しくなる飲み物」だよ。とかやさしく楽しくまともそうなことを言いながら、悪い薬を混ぜたものを客に飲ませるのだそうです。
まるで本人の知らない間に「依存症の人間」を作り出すのだそうです。本人が気付いた時にはもう抜けられなくなってしまっている。お店の不正を暴くことができないままとことん餌食にされてしまうのだそうです。ですから、自分がわざわざそのような道を選ばなくても、知らないうちにそのような目にされてしまうことがあるのだそうです。十分に注意しないといけないですね。
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