牛乳はドリンクタイムで
新潟県三条市の教育委員会は30日、2学期から市内の小中学校全30校で、牛乳を給食の献立から外すと決定しました。牛乳からの栄養摂取は必要だとして、給食とは別に「ドリンクタイム」を設けて提供するそうです。
ドリンクタイムかあ。考えましたね。なかなか心憎い折衷案です。たしかに給食にごはんを提供していれば、その時の献立に牛乳は合いません。でも違う時間に飲めばいいとは・・・。体には必要な栄養が取り込めますからおいしさと、健康の二兎が追えます。なんで今までこうならなかったんだろう。
学校に通学中の若かりし日は、おなかがすくけど給食まで待たなくちゃいけない我慢の時間帯があました。社会人なら10時の休憩にお茶とお菓子などで小腹を満たすこともできる職場は多いです。高校時代は遠くから通学していた級友は早弁をしていたりしている娘もけっこういました。
しかし小中学生はまったくそうしたことはありません。ですので、児童生徒らにとってはたぶん大喜びでしょうね。毎日1回ずつ楽しい時間帯増えちゃうわけですから。お得になったわくわく感があるかもしれません。飲むだけなら時間もかかりませんしね。
おいしいお米で有名な新潟県三条市では完全米飯給食を採用しているとのこと。汁物の無い日はパック入りのお茶を提供する・・・。などと静岡のお茶農家さんがうれし涙しそうな工夫も考えているようです。カテキン摂取で虫歯予防になりそうですね。番茶、煎茶、ジャスミン茶など・・・。お茶といいましてもいろいろな種類があるから献立に合わせて飲み物にも新たな工夫ができそうです。
でも、素朴な疑問としてドリンクタイムだろうがなんだろうが学校で結局は牛乳を飲むわけだから、「学校給食から牛乳を除外した」というよりは、学校給食の食事時間に一部追加時間が出来た。的にも読み取れて・・・。法律とかにも微妙に関係してくるからこうした表現になるのかしら。よくわかりませんが。
まっどっちでも外野としてはいいです。日本の子供たちがすこやかに育ってくれれば。ごはんに合う献立を作り、栄養をとりつつおいしく味わうことができるのなら目的は果たしているのだろうと感じます。
私が発言権のある子供だったら10時のドリンクタイムにケーキとか和菓子のあまーいお菓子付ならめちゃめちゃうれしい。と思慮の浅い提案をしてしまいそうです。で、この案は肥満児童が増える懸念があります。なとどと細身の保護者の方たちにおもむろに反対されて・・・。さびしく却下されちゃうんだろうなあ。という妄想が広がりました(笑)。
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