2016/01/22 10:52:14

テレビの中に居る人達の独立

フジテレビの加藤アナウンサーが退社するようで朝から話題になっています。もしかして独立するのでしょうか。数年間も若い女性が真っ暗な早朝から連日連日、神経を使うお仕事を続けてこられたのですから、さぞや大変だったでしょうね。その他の番組もたくさん担当していましたから、「日常を」とおっしゃる気持ちが容易に理解できました。


さて、SMAPの謝罪の生放送を見て数日になりました。熱心なファンではないものの、まだなんとなくいい気分にはなれていません。アイドルグループが、契約期限満了前に、十分な期間をとって弁護士をたてて独立を所属事務所と交渉をしたことは悪いことなんでしょうか。こうやってファンに謝罪するべきことなんでしょうか・・・。


40代男性アイドルグループという特異性を考慮してみますと今の時期に独立を考えるのは当たり前です。年齢が重なれば歌と踊りという激しく体力を使う仕事をいったい何年先までお客様に提供できるか・・・。4人は契約期限満了後の自分たちの将来像を真剣に考えて交渉に動いたはずです。


泣きはらした目の仲居さんや、絶句した香取さん・・・。表情には、どうも彼らが心から望んでいた結末・状態での放送ではないだろうことが明らかでした。


彼らが所属事務所に雇われているのだとすれば、騒動があれば責任者が外部に向けて会見や、対応や謝罪をするのが通常です。よく、会社の代表ら3人以上が並んで頭を下げる姿を報道で見ます。謝罪が必要とあれば、会社責任者らが、対外的に顔を出すのが筋です。しかしなぜかSMAPという「雇われ人」側のアイドルグルーブのみが頭を下げていました。ファンとしてはまるでスッキリしません。


一般の社会でも、旗色が悪くなるとその組織の責任者、チームリーダ、または委員長、直属上司などが「逃げる」ことはよくあります。自分が率いている組織なのにもかかわらず担当者個人のせいだと主張して、担当者を悪人として認知するよう言いふらして陥れる光景はよくあります。ならば、組織の責任者って要るの?あなた、なんのために役職を担ったの?などとつい、突っ込みをいれたくなります。ところが、逃げに徹する上司に限ってうまいんだなあ。これが。世間に対しては頭が低くて、多数派工作、味方の取り込み方、口先の使い方が天才的だったりします。


そんな風な、一般視聴者側の自分たちのまわりでよくある光景が伺えた生放送でした。かつて、役柄上、「組織と闘うヒーロー」のはずだった1人が他の仲間たち全員と考えを異ならせていました。俳優が映像の中で演じる役柄と、現実の姿とは必ずしも一致するものではない・・・。当たり前のことを再認識した会見でもありました。




コメント一覧

No.12786 りゅうさんのコメント 2016/01/22 17:14:07
目の当たりにそのような事象をみていますよ。


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