竹島の日とマスコミ
2月22日は竹島の日です。
竹島の日 官房長官「領土主権は国の基本」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160222/k10010417761000.html
菅官房長官が会見で述べていましたが、政府から政務官を派遣したんですね。この島の名前は私は中学、高校、社会人になってからもずっと知りませんでした。この日の制定がされた、というニュースがあってからわかったようなものでした。自分の国の領土なのに。いつ、どんな風に奪われたのか。どんな風な出来事があり、どれほどの犠牲があったのかもまるで知りませんでした。4000名近くもの多くの漁民の命を救うために、その後、日本は「どうやって助けたのか」「何がその後おきてきたか」もやっとここ数年でぼんやりとですが理解することができつつあります。
私が内容について知ることができたのは学校でも、日本のテレビ番組からでも、新聞などのマスコミからでもありませんでした。ネットや書物などからでした。その後、テレビでも少しずつは触られるようになってきたのは周知のとおりです。それでもごく表面上のことにすぎず、掘り下げ方の余地があります。放送にはなにかしらの限界があるのでしょうか。
先日、高市総務大臣が電場停止の可能性について国会で言及したことが、話題になっています。民主党政権時と全く同じ回答を国会でしたことを、野党は問題視しています。おかしな話です。法律を守らなかったら、法に従った対応をするという原則を述べたに過ぎないことで時間を空費しているのですから呆れます。
不動産業者は、なにかと悪徳業者的に世間様からは叩かれたり描かれたりすることが多い業種です。でも現実には法令遵守の姿勢を常に守って商売をしています。悪評が出たらお客様に取引していただけませんからそれはまじめなものです。法律を守らなかったら免許停止を含めた厳しい処分をされることを十分に承知したうえで免許を受けています。誰も文句など言いません。もちろん他のすべての業種がそうです。
一方、放送局はどうでしょう?電波停止の可能性を示唆しただけでこの大騒ぎです。不動産業者を含めたあまたの商売・免許業種全部の遵法精神の爪の垢を集めて問題のある放送各局に飲用として贈呈して差し上げたいくらいの想いを共有していたりして。
民主党は放送局に寛容なフリをしていますがウソツキも甚だしい。政権獲得以前の「椿問題」に端を発し、民意を扇動し権力を手にし、その後はひどいものでした。私は断じて民主党政権時のマスコミ弾圧について忘れることなどありません。史上まれにみる自然災害で打ちひしがれた東北の被災地でそれはありました。震災直後に、復興大臣として宮城県に来た松本元大臣の言動・態度のことです。我らが村井知事に対する暴言と、「書いたら終わりだから」とカメラのあるところでハッキリと報道陣を強迫したあの事実を!! 震災後5年近くが経ちましたが今でもまざまざと記憶しています。
https://www.youtube.com/watch?v=u0MkMa3Cwjg
国民が行政に求めていることは関係省庁、機関が淡々と法に準じた持ち場ごとの務めをひるむことなく適切に果たしていただくことに尽きます。
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