ドル箱が無くなってしまう
ドル箱がなくなってしまう。という記事がありました。ドル箱・・・・。この響きで突然、私がわりと小さな頃にしていたくだらない勘違いを思い出しました。時代劇では、ワルの越後屋が、千両箱を悪代官に持参して「おぬしもワルやのう~~~~」と、互いに意味深な目配せで心を通じ合う悪巧みの場面を定番で見ていたせいです。
千両箱のように、ドルをたくさん保管する「ドル箱」という箱があると思っていた時期がありました。
外国では時代劇が違うから、千両箱はあるわけがない。だから、悪巧みのときに千両箱の代わりにドル箱を悪代官に該当する保安官とかに持参して「悪やのう~~~~~」と計略をめぐらすのかなあ。なんてね。まっ。そのうちにどうやらドル箱という箱の意味するところが、本物の木箱じゃないらしい、もうちょっとひねりが効いている言葉らしいな、と理解できるようになってきてずっと忘れていました。
なんでも、銀行関係がこのドル箱を失うかも。と金融庁からのお達しに表情を曇らせているのだとか。
http://www.sankei.com/premium/news/160225/prm1602250003-n1.html
ドル箱がなくなってしまう!? 金融庁の保険手数料の開示要請に生保、銀行困惑
銀行窓口で販売される保険商品の手数料がガラス張りになる可能性が出てきた。金融庁が生命保険業界に対し、販売が好調な外貨建て保険など貯蓄性の保険商品について、銀行が受け取る高額な手数料の開示を検討するよう求めているからだ。顧客の立場に立った金融商品の販売を徹底させるのが狙い。金融庁は、業界に対し3月中旬頃をめどに方向性を出すよう求めているが、業界では「ドル箱」商品が“丸裸”にされることに、困惑や先行きへの懸念の声がくすぶっている。
日本円を扱う銀行がなんで儲けのことを「ドル箱」と呼ぶままなのかしら?なんてね。
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