2016/04/27 14:19:55

草花とよばれた少女

図書館の本棚の背表紙の列の中でも美しい装丁が際立っていたので借りてきた本です。「草花とよばれた少女」シンシア・カドハタ著をたった今読み終えました。とても良かったです。シカゴ生まれの日系3世の著者の作品です。


スミコという花農家の少女が主人公です。1941年からの戦争で、アメリカ合衆国にいた日系人らを収容した収容所の様子を少女の目から見た物語でした。花農家のスミコが収容所のポストンで、おじさんが丹精して開発した新種のストックの種を撒くことで心を支え、草花を育てながら環境になじみ、友達を作り、未来に向けて足を踏み出していきます。


初恋のお相手、インディアンのフランクとの距離感の変化がまた上手でたまりません。その他の登場人物たちのそれぞれの立場、考え方、どれがいいとか悪いとかではなくてその当時はそういうものだったのだと。ジイチャン風に言えば「シカタガナイ」です。


舞台となったアリゾナ州ポストンの収容所周辺の今は砂嵐の吹きすさぶ大地から緑あふれる違う世界になりました。日系人を安価に労働させることでインディアンの居住地に灌漑用水を入れる工事が行われたのでした。


インディアンが登場するのはアメリカ映画の西部劇で見たくらいの知識しかありません。まるで知らなくて、ましてインディアンの子供と日系人の子供同士が交流することがあっただなんて読んだことがありませんでしたからかなり新鮮でした。


収容所の子供たちがだんだんに大人たちのいうことを聞かなくなったり、先生に反抗したり、収容所の中の方が安全だと感じたり。そうなってしまう気持ちにいちいちうなずけました。


素晴らしい読後感でした。


アメリカの地図やポストン、日系人たちの「あのころ」について調べてみて奥深さにうなっています。約12万人の日系人たちのその後、40年後の補償についてなど興味は尽きません。





2016/04/26 11:46:36

ビギナー

4月に入学、入社、異動した方たちが新しい環境から一息つける春の黄金週間がもうすぐです。祝日初日の4月29日は歴史そのものですね。昭和生まれの私にとっては天皇誕生日からみどりの日、昭和の日に呼称が変わりました。昭和天皇とともに戦後の焼け野原から国を立て直して今の豊かな経済大国にまで育ててくれたすべての先人たちの世界に誇れる勤勉ぶり、努力に改めて感謝感謝です。


縄文人と弥生人、という分けた考え方が誤りでそこにいたのは同じ人たちだった。とねずさんのブログで知ってから、なんでそんな誤った考え方をあっさり信じちゃったんだろうとたまに我ながら(他人も含む)の引っかかりやすさに思い出し笑いしたりしています。


だって私は昭和生まれです。今は平成に生きています。同じ嘉子が時代の呼称が変わったからといって昭和人から突然「平成人」になるわけがない。日本人は日本人のままなんですもの。


ですが「新人」という学校や職場での立場は数年すると変化しまして先輩、中堅、長老といったように出世魚のハマチみたいに変化していきます。もちろんそこで一定の時間留まっていることが必須条件です。慣れて、順応してあるいは耐えて行ければのお話。嫌になったり、首になったりしてそこに居場所を失い放り出されてしまえばおしまいです。


朝ドラの「とと姉ちゃん」の視聴率が24%もあり前作の「あさが来た」より速いベースで数字が上がっているそうです。今朝はお弁当の「松」と「竹」の配達ミスがあったところで終わっていました。


新人時代に、ちょくちょくミスをしていたことを思い出し「あったあった」と。背筋が凍った記憶をドラマの役者に投影して我が事として見入ったのはきっと私だけではないはずです。先輩に叱られる時の怖さ、同僚の冷たい視線・・・。思い出しただけで体温がたちまち低下すること必定です。


大型連休はこんな冷や汗とホームシックの人たちの心にちょっとだけ休憩を入れて気持ちを立て直す大事な時期でもあります。5月病にならないために明るい光を浴びて深呼吸をしておきたいですね。


連休明けくらいからは、朝ドラもリアルも「慣れていない」という言い訳もできず、手加減はますますなくなっちゃうかもねえ。言い草が「年長者の態度」に知らず知らずのうちになってきてますか?。いえ、別におどかしてるつもりはないですけど。(笑)。






2016/04/25 12:12:36

震度8の地震ってそもそも

TBSのサンデーモーニングで評論家の寺島実郎氏が「震度8の地震が来たら」と存在しない震度を想定して原子力発電所についていろいろと述べました。ご存知のとおり最大震度は7までしかないので、8なんていう震度を話す評論家がコメントできるテレビってどうよ。とテレビ全体にまで疑問符が出てきました。類例として鳥越俊太郎氏はクイズ番組で「55都道府県」と答えていた画像もセットで紹介されていました。


人はだれでもすべての事柄を正確に記憶出来ているわけではありません。勘違い、判断違いはあります。誤りの許容をしないつもりは微塵もありません。但し、公共の電波を使い世論に影響を強く与える評論家やジャーナリスト、解説者と呼ばれる枠で出演している人には通常、一般人より高い専門性、見識が求められているのは論を待ちません。「発言を間違っていけない人」は世の中にいます。


マスコミからは政治家が特にやり玉に挙げられています。「政治家によっては」やられ過ぎ感があるほど叩かれていることがしばしばです。全く同じかそれ以上に「ひどいことをやらかして」いても、まったくまたはほぼアリバイ作り程度でお咎め、叩かれ方がゆるゆるで無傷に近い政治家(政党含む)も一方で存在していることは、最近では誰でもわかってきています。たとえば条例の上限を数倍超える金額の高級スイートルームに宿泊しまくっている知事さんとか地球5周分のガソリン代の議員さんとか・・・。


評論家に対しては今更ですが「世間側から」やっと少しはちょっとおかしいよ、と物申せる手段が手に入りました。視聴者側の「自由度」がネットのおかげで高まったように感じています。このところの地震報道で何度も震度7がいかに大きかったかが放送されていて、1週間もたってからの番組でこの間違いは致命的でした。小学生でさえも最大震度は「7」が最大と知っている時節柄、相当失笑を買っても仕方ないです。


このサンデーモーニングに代表される放送の仕方、コメンテーターと称される人たちが数人集まり、自分の専門でもないことにまで、公共の電波に乗せて意見披露をしてあたかも社会を良い方向へ導いてあげているんだよ。的なまとめ方に不快感を持つようになり久しいです。時間がもったいないので最近では全く見ていません。専門外のことに意見する時は「取り上げている課題については素人なら素人としての立場」を視聴者がきっちり判断したうえで聞けるように明確に区分して放送して欲しいです。


物事の善悪、思考の先については正確で信頼できる事実の積み重ね、多角的な情報を見た上で「視聴者側が自分の頭で判断できます。」別にテレビ局が用意したコメンテーターの人たちに視聴者たちの未来への考え方、思想の方向付けなんてしてもらわなくてもちゃんと「判断能力」がありますもの。コメンテーターに支払う高額なギャラの分をテレビ局側は正確でバランスのとれた質の良い取材や現場の良質な人材育成の費用(下請け会社のADさんたちの待遇改善とか)に使う方がずっと良いものが作れるはずです。


小学生でさえ知っている最大震度の数値さえ正確にわからないような自称専門家に日本のエネルギー問題、経済活動に重大な影響を余儀なくされる原子力発電所への言葉の羅列を聞かされても視聴者としては「」なだけです。






会社概要

会社名
(有)グラントップ
カナ
グラントップ
免許番号
宮城県知事免許(5)4809
代表者
山田 嘉子
所在地
9811107
宮城県仙台市太白区東中田2丁目1−38
TEL
代表:022-741-0730
FAX
代表:022-741-2335
営業時間
09:30〜17:30
定休日
土日・祝 毎週水曜日午後
夏季・年末年始・大型連休
最寄駅
東北線南仙台
バス乗車4分
バス停名東中田六丁目分
バス停歩3分
メール送信はこちら
ログイン
 


123

このページのトップへ