舛添都知事のクレヨンしんちゃん
東京都の舛添都知事が資料として購入したものの中にマンガ本の「クレヨンしんちゃん」400円があった。と調べた人がいて、どうしてそんなことまで細かくわかるのだろう。と思っていたら本のバーコードの見方があるらしいですね。ぼんやりとは意識はしていましたが、こんなにすごい機能だったとは!!びっくりポンでした。(もう古くなってる?)
毎日目にしていても、知っていそうで実はちゃんとはわかっていなかったり注目、認識をしていないってことが世の中には多々あります。人間というのは興味があることにしか実はたいして目を向けていないし、必要でないときはそこには集中せずに、もっと自分にとって優先すべきことから取り組んでいるんですよね。
本のバーコードのしくみについてあれこれ頭をめぐらすよりは、書かれた「本の内容」に神経を注いで今まで過ごしてこられました。公私混同がはなはだしい政治家の登場により、このコードを調べる必要が生じる結果となりました。
さて私が太白図書館から借りてきた ISBN978-4-905374-38-1 の本によりますと・・・。
ISBN (国際標準図書番号)は世界共通で用いられている、図書(書籍)を特定するための番号です。
との書き出しで、要旨を抜粋しますと、頭の 978(または979のいずれか)は接頭記号 次の 4 はグループ記号で、日本は4と決まっている。
その次は出版社記号で さらに書名記号 検査数字と続いておりこれらを調べていけばクレヨンしんちゃんを知事が公費で購入したことがびしっとわかる根拠・仕組み・謎解きができるんですね。ちなみに私がいつも行く長町の本屋さんの領収証にもこのコードが印字されています。
今回はたまたま知事の公私混同による件で世間様が興味を持ったわけですが、これを使えば世の中の経理担当者の皆さまのお役に立ちそうですね。貴重な会社経費を公私混同し、道徳心が少々薄い社員が「エ〇本」とかちょっとどうよ、という類の本を買い、会社には「資料代」みたいなことをサラリと書いて請求していることってけっこうあるかもしれませんから。
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