日本人民〇和国憲法という憲法草案
東日本大震災でも、熊本地震でも自衛隊員の献身的な活躍で命拾いをした被災者の皆さんは、きっと今でも感謝の気持ちでいっぱいのはずです。自衛隊を支えているのは防衛予算ですが、この防衛予算について共産党の政策委員長がテレビで発言した物言いに多くの国民がドン引きしています。
共産・藤野氏発言「自衛隊に助けられた」 地震被災者は猛反発…民進陣営から悲鳴「共産共闘は間違いだった」
共産党の藤野保(やす)史(ふみ)政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言した波紋が、九州・山口でも広がっている。特に熊本地震の被災地では、自衛隊の活動を目の当たりにしただけに、反発の声が高まる。(一部略 )26日のNHK番組には、民進党からも山尾志桜里政調会長が出演していた。山尾氏は、藤野発言をとがめず事実上、追認した。
http://www.sankei.com/politics/news/160627/plt1606270073-n1.html
参議院議員選挙の街頭演説で、安倍総理が「民進党にはもれなく共産党がついてきます。」と何度も繰り返してきましたが、今更民進党陣営がこの間違いに気づくなんて遅すぎます。まあ、山尾政調会長は同意見だったようですが。民進党に票を入れれば、共産党が国会で実権を大きくする手助けになってしまいます。防衛予算を人を殺すための予算と考えている政党と手を組む各政党にどんな態度をとるのか有権者はよくよく考えて投票行動を行う必要があります。
民進党は反安倍政権ばかりを叫んでいますが、本当の政治姿勢・目指す国柄がよくわかりません。まさか「日本人民〇和国憲法」を制定させることに手を貸したいの?と山尾政調会長が同席したのにも関わらずこの発言には反論しなかったので少々疑っています。
共産党は日本国憲法成立に反対した党として有名です。今では事あるごとに「護憲」「憲法9条」をひたすら連呼していますが、ある程度の年齢を過ごした日本人ならご存じで有名な話です。藤野委員長が防衛予算にこうした発言をした理由は党の考え方があってのことです。
共産党には「日本人民〇和国憲法」という独自の憲法草案があります。現行の日本国憲法とは異なり「人民〇和国」と冠する憲法下では天〇陛下がいらっしゃらない日本となります。この人民〇和国憲法は一度できたらあとは共和政体の破棄と君主制の復活は憲法改正の対象とならないため、後戻りできる手段はありません。
後戻りも修正もできないものを認めるって子々孫々の未来までもを、自分の一時の判断で縛ってしまうことになりますのでとても責任が重く怖いことだと私は感じました。有権者にはそれぞれ目指したい国柄や政治の姿があります。各党の政策や理念目標を知り熟慮した上で判断するためには、責任ある有権者の一人として、自ら知る努力を欠かさないよう努めていただきたいです。そして自らもそうありたいと日々気を引き締めています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160626-00000529-san-pol
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