瀬戸内寂聴氏のこと
数十年前あるいは数年前の「当時」は大変好ましく、好きだとさえ思っていたのに、最近嫌いになっていく有名人・・・・。芸術家や俳優さん、ミュージシャンの方たちが数名います。自分が変わったせいなのか、相手方が変わったのか、双方が変わったのかと問われればすべてなのでしょう。
特に自分にとり顕著なのが以前書いたことがありますが、サザンオールスターズの桑田佳祐氏がそうでした。高校生の頃は好きだったのですがね。勲章を粗末に扱ったり、総理本人の目の前でわざわざ失礼なふるまいをしたこともそうですが、「MUSICMAN」というCDのジャケットデザインとしてネットで指摘されているものと、外国のある活動との酷似した光景を知ったことでダメ押しされた感があります。真っ赤なペンキを裸身に塗った女性が石庭で丸くうずくまって土下座のような恰好をしていて、遠目で見ると日の丸に似た感じにも見えるものです。最初はデザインの意味がよくわからなかったのですが後で知りました。
今は瀬戸内寂聴氏に「」です。瀬戸内氏については、読書好きに限らずあまり読書を得手にしない人でも説法を聞きに出向いたりして、何の縁も無かった人はむしろ少ないのではないでしょうか。出家後の説法に心を救われてきた人たちは多数いらっしゃることを知った上でも、今回の物言いは賛成できません。数十年前に面白いと思って読んだ作品もいくつかありましたがここ数年間の政治的な言動は私の考え方との類似点がほぼありません。
最近は日弁連の主張する死刑制度廃止の訴えとセットでニュースになっています。被害者の感情をここまで害する言葉はめったに耳にできるものではありません。批判の渦が巻くのは必然です。彼女はいったい「誰をかばいたい」のでしょう。「誰の人権を大事だ」と考えているのでしょう。日本人の80%は死刑やむなしと考えています。殺したがっているのは死刑宣告を受けるほどの罪を犯した犯人の方なのです。
山口県光市で起きた母子殺人事件で妻子を失った夫であり父である「本村氏の手記」を掲載してくださっているブログがありました。貼り付けて置きます。
以下、瀬戸内氏の発言を報じた記事
http://www.j-cast.com/2016/10/08280174.html?p=all
以下、本村氏の文章をのせているブログ。後半に記載されています。前半では日弁連関係について記載されています。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1955.html
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