2017/03/02 11:19:04

「鎖国」はどうなる?

3月に入りいよいよお引越しシーズン本番です。お部屋を決めて、お引越しをするときに悩みの種になるのが荷物の片付け。巷では、いろいろな「術」が紹介されます。今までに社会現象を起こしたのは断捨離や、ときめき、収納棚の配置テクニックなどでした。家事を効率化したい人たちにとっては関心が高いですね。


私自身のやり方は家財道具やもろもろの物品の「鎖国」政策です。衝動買いを減らし、必要でない、あっても無くても暮らせる、他で代用できるから大丈夫なものはなるべく家には入れない主義です。物の増えすぎが人を幸せにするとは限らないのは断捨離ブームにより広く認知されています。


敢えて「鎖国」になぞらえたのは、必要な情報の窓口は開いているからです。新種の物に置き換え取り入れた方が効率が良くなるのに、古いやり方に固執して自分を苦しめるのはナンセンスですから。「ほどよい情報量」「ほどよい接触」というのが重要なポイントです。最初からあまり物を増やさないように「入口」を狭めて生活しているおかげで台所は私にとっては効率の良い動線を確保できています。


物であふれかえるほどに、いろいろなグッズを集めたり、飾りたてている方たちに限って、「シンプルな暮らしがいいわ」みたいなことをおっしゃる光景ってありますよね。なら、増やさなければいいだけなのに。と内心突っ込みを入れつつも、そんな人たちにとても感謝をしています。だって、いろいろな物を消費して心豊かな気持ちで暮らすことは大事です。街のお店にカラフルできれいな商品が溢れていた方がモチベーションアップになりますし。買う人が居ないと世の中からお店が無くなってしまう。鎖国女子だらけになり過ぎたらそれはそれで「」です。


さて、鎖国についてですが、「鎖国」について呼び方を変える動きがあります。文科省が2月14日に公表した学習指導要綱の改正案に入っています。先日、拙ブログで聖徳太子について呼び方を変えられてしまいそうだ。と危惧する記事をアップしました。鎖国も実は呼び方を変える動きになっています。


「鎖国」の呼び方を変えるのは、厳密には出島で外国と接してもいたのですから云々という理由らしいですが、なんだかなあ。です。じゃあ、「バブル経済」といま現在呼称しているあの時代を、この指導要綱の考え方を踏襲するとすればどのように表現するのが適切なんですかね。私たちは当時バブルに浮かれているとは思わずに好景気を謳歌していました。


聖徳太子については他のブロガーさんたちも同様の危機感をお持ちのようです。今年の3月15日までパブリックコメントを文科省が募集しているので呼び方を変えないよう要望しましょう。提出ましょう。と呼びかけているものが複数ありました。


https://samurai20.jp/2017/02/syoutokutaishi/


※鎖国と聖徳太子については、ブログ読者の某氏にまだ小さな記事になった一番最初の2月半ばの段階でお知らせ頂きました。早くにご教示いただきありがとうございました。





2017/03/01 10:39:22

家族信託の研修

昨日2月28日に公益社団法人全日本不動産協会宮城県本部南ブロックの研修会と懇親会がありました。参加は20数名、司法書士の高橋英之先生が講師でした。テーマは「家族信託」の活用についてです。


休憩時間に震度5の大きな地震が福島であり、仙台駅前のアエルが会場だったのですが震度3の揺れでした。懇親会の後の電車はダイヤが乱れていたようで、駅員さんらは説明に追われていました。


帰宅後のテレビでたまたまこの日に「家族信託」について、NHKのクローズアップ現代が取り上げていました。直前に学んだばかりでしたので軽い復習になりました。今後どんどん事例が増える仕組みとなることでしょう。


私の意見としては良い制度ではありますが、もう一息の制度設計が必要だ、と感じております。家族信託ではありませんが、石巻で後見人による憎むべき犯罪があったことを記憶している方も多いと存じます。未成年の震災遺児が受け取るはずの保険金やもろもろのお金約7千万円近くを、後見人のおじさんが高級自動車や遊興費に使ってしまった事件がありました。


誰かに自らが生きるためのお金や資産を任せることはとても危険なことです。お金を手にした後に人格が変わらない保証はありません。使い込まれた後は、お金を取り戻すことは困難です。たとえ犯罪者として罰を課されても後の祭りです。よかれと思い整えている制度が本末転倒になりました。


研修でもテレビでも管理者を置く、という手法が紹介されていましたが、不十分です。管理する前に使い込まれちゃいますから結局は後手になります。


ですから、未然に防ぐのが有効だと考えます。提案として、受託者が引き出せるお金は月間〇万円まで。あるいは、年間〇万円まで。といったように生活費などの相場を決めて置くのはいかがでしょうか。銀行にあらかじめ委託者が設定をしておくのです。受託者であっても一気に多額の金銭を勝手にはできないように歯止めの仕組みを構築すべきと考えます。


せっかくだから、どこかにこの提案を出してみようかな。もうすでに仕組みはあるけど知らないだけだったりして。


http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170218/evt17021817050017-n1.html


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170203_13014.html






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