2017/04/26 14:19:05

宅配便の値上げ

机の引き出しを整理してキーホルダーの束を整えました。不動産屋はジャラジャラと鍵の束を持っているイメージがあると思いますが、まさにその通り。で、ふと、そういえば、私が不動産業に就いたばかりの頃って、多くの業者さんは鉄道荷札に物件名と部屋番号を書いて、それをキーホルダー代わりにしていたよなあ。と感慨に浸りました。昔の鍵束はカラフルできれいで取り出し易い状態なんかじゃありませんでした。もっと「もじゃぐれたりする地味なもの」だったよなあ。なんてね。


※ブログ主注: 「もじゃぐれた」とは、東北地方の方言です。意味はごちゃごちゃして、絡まってしまい収集がつかない状態を指す言葉と私は解しています。このキーホルダーの場合は荷札の複数本ある針金が、会社に保管している時はゆったりときれいに保管していますが、案内時に他の部屋のものと一緒にポケットに入れてしまったりしますと、あら大変!! ひげのように飛び出た針金が他のものと絡まってしまいます。物件ドアの前ですぐには1つ1つに解けない。焦る。お客様が待っている。内心で絶叫する。「もうっ、もじゃぐれないでよ~~~っ。」と。こんな経験をしたことがある不動産業は絶対に複数いるはずです。(笑)


100円均一が登場してからでしょうか。安価なキーホルダーを用いても勿体ない状態でなくなってから徐々に不動産屋の鍵束から荷札付きアパートキーが減って来たように思います。それに伴い、私の内心からも「もじゃぐれる」というすばらしい方言までもがいつしか死語になってしまっていました。


荷札を鍵のために使う以外に使用しなくて済むようになったのはヤマト運輸さんのおかげではないか。とちょくちょく思います。私が子どもの頃、宅配便は無くて駅まで荷物をよっこらしょと運び、十文字にしばった縄に鉄道荷札を括り付けて荷物を送っていたものでした。


宅配便が登場した時は感動しましたっけ。ずこいなあ。頼めば家まで荷物を取りに来てくれるし、縄がかかっていないのに複写用紙に住所氏名が書かれて荷物が届くなんてカッコいい!!ってね。歳がバレてもまっ構いません。


その宅配便の覇者・ヤマト運輸さんが9月から最大20パーセント程度値上げする方向で調整を行っていると報じられていました。通信販売の増大でドライバーさんたちに過度な負担がかかったりしていましたから仕方がありません。私が荷物を受け取る時も多くは再配達をお願いすることになってしまっています。日中は留守になるのでどうしようもありません。再配達のたびにこんな時間にまで運転して、2度も配達をして届けてくださる担当の方たちに申し訳ないと頭が下がっていました。


値上げが無い方がありがたいのは確かですが、でも宅配便が無くなってしまったり運転手さんが体を壊したら大変です。値上げがあったとしても、ヤマト運輸さんや宅配業者の皆さん方に健全な経営を維持して頂く方が社会全体では利益が大きいのだろうと色とりどりのキーホルダーを眺めながら思いました。





2017/04/25 16:22:26

登記に公信力は無い

先日は、二重という言葉から不倫議員について語っていたはずが本業の不動産に関する話題、登記の対抗力についてになってしまっていました。では、詐欺グループが真の所有者ではないのにも関わらず、騙して真の所有者から得た書類や偽造書類などを届けて、所有権移転登記をした後、関係の無い人に売却してそれを買った買主はどうなるのでしょうか。残念ながら登記には「公信力」は無いから真の所有者から「返して」といわれれば買主は可哀そうですが応じないといけないのです。国によって登記の公信力の有無が異なります。日本では登記に公信力はありませんが、ドイツではあるそうです。


二重が問題になりがちなのは、主たるものの権利や立場をないがしろにして社会に対して、あるいは関わった人たちに対して非礼や損失や猜疑心や悲しみを与えるからでしょうね。 僕または私は独身だよ。的に、婚姻事実を隠されていて付き合い始め、恋に落ちてのっぴきならないところまで来てからわかったベッ〇ーさんのような場合を防ぐにはどういう方法があるのでしょう。


不倫相手に対して事前に抑止力を持っておく方法ってどんなやり方があるのかなあ。戸籍に籍が入っていても普通、他所の人は見れないですよね。ほら、蓮舫氏はいまだに国籍の件、自民党議員と異なり有権者に対して戸籍の公開をしてくれないままですし。戸籍は登記と違って、調べたい側が調べたいときに入手することは困難です。


話をもどします。既婚未婚の違いを見抜くための具体策は昔はあったんですよね。昔は既婚未婚は外観で判断できるようになっていました。お歯黒とか島田髷みたいな髪型とか。タヒチでは例のハイビスカスの花を右耳につけるか左耳につけるかで判別するそうでしたよ(笑)。でもね、女性ばっかりなんですよね。それじゃあ男性の既婚が分からないまま。なんだか悔しいですよね。


そこで提案です。浮気をされたくないカップルは両性ともに結婚指輪の着用を義務化してみたらどうかしらねえ。不倫を認めないカップルは付ける。で、結婚指輪を付けていないカップルなら、相手の不倫をまあ、うれしくはないけど仕方ない、容認すると結婚前から(途中変更可)決めて置くんです。


こんな風な二重基準の結婚を容認する社会なんていうのが実現できたらちょっと面白いかも。なんてね。もちろんここに書いているのは「心裡留保」。冗談ですよ。ちゃっかり結婚指輪を外してデートに現れる既婚者は枚挙に暇はないので、外したら必ずバレちゃう魔法の指輪の開発が待たれます。結婚指輪に公信力があるかどうかは各自のご判断でどうぞ。(笑)。





2017/04/24 9:57:39

ミサイルからの逃げ方をテレビがやっていた

ワイドショーで今朝、私から見れば今更やっとですが、ミサイル発射に備えて逃げる時の注意をやっていました。窓から離れて地下などに。というアレです。拙ブログではいち早く4月12日に内閣官房のホームページと国民保護サイレンについて紹介しています。あれから10日以上も経過しています。ですから毎日このブログを読んでくださっている読者の皆さんは、ああ、知ってるそれ。今更?でも周知しないよりはずっといいよね。という感じじゃないですか?


もしもどこぞの国が今日よりも前に事を起こしていたら、テレビしか情報源にしていない人たちは、なんの情報も無いままだったことが明らかです。だって今朝、この程度の周知放送をやっているくらいに危機感が無くのんびりしているのですもの。遅すぎます。でもしないよりはマシ。くだらない放送や野党の与党に対する揚げ足取りに放送時間を費やし、肝心の視聴者の命を守るために必要な方法をわざと知らせないメディアの不作為の連発にはうんざりしています。ならば自分たちが知る努力をして対策すればいいだけです。江戸時代から明治、大正、昭和の初期にテレビなんかに頼らなくても人々は皆、各自が知恵を絞り協力しって生き抜いてきたのですから出来ないはずはありません。


スイスの「民間防衛」という本を以前、このブログでもご紹介しました。永世中立国として有名なスイス人は、漫然と過ごしているから中立出来ているのではない。普通の国の人々より数倍も意識を高く、日ごろからの備え、危機管理を万全にしているからこそ自国がどうありたいかを宣言できているのです。この本を紹介した時は戦争のため、というよりは自然災害に備えての視点からとらえていました。いま我が国に危機が迫っているのは隠しようのない現実です。あの時は必要部分をとばしとばし読みました。また参考になりそうな箇所を読み直しているところです。


いくつかを抜粋してみました。字がとても細かいのと印字が薄いのが老眼にはつらい本です。さすがに内容はものすごく練りに練られておりいちいち唸ること必定です。抜粋ページの文言の周辺も全部書き写したいくらいなのですが、ブログとしては読みにくなってしまうのでガマンしました。


あらゆる危険から身をまもる 民間防衛  スイス政府編 原書房 


234ページ 敵はわれわれの抵抗意思を挫こうとする


そして美しい仮面をかぶった誘惑の言葉を並べる。核武装反対 農民たち! 軍事費削減のためのイニシアティブを 汝殺すなかれ 婦人たちはとりわけ戦争に反対する運動を行わなければならない 平和、平和を!


235ページ 警戒しよう


われわれを取り囲む国々が武装し続ける限り、われわれは国家の防衛を怠ることはできない。(中略) われわれはにせ平和主義者たちが武装するのをやめないでいることを確認している。われわれの信念は誠実なものである。われわれはだれ一人殺そうとするつもりはないが、ただ正当防衛を確保しなければならぬ。われわれが武器を使用せざるをえないことがないように!われわれは、これ以上に真摯な願いを持たない。


237ページ 自由と責任


 しかし国家は共同社会を守らなくてはならない。そのため国家は、特にスパイ行為と戦う義務を持つ。スイスには思想に関する罪というものはないがしかし、われわれの防衛力を弱めようとする連中は、監視しなければならない。内部から国を崩壊させようとする作業が、公共精神を麻痺させる者によって企てられる可能性が常にある。


前半は自然災害への防災方法や人命救助のための方法が図解してあります。また、後半の戦争については事細かに具体的に書かれています。戦争になる前には何が起きて、毒ガスに備えて食料を袋にしまって入れておきましょうとか、こうした場合は相手はこう考えて、こう攻めてくるし精神的にはこんな風に信じさせられ油断させるように図ってくるから、こちら側は・・・云々と。とても分かり易いです。国が占領されてしまってらから解放される場面まで想定しているところがすごいです。人々の振る舞い方まで言及していました。


日本の国会ではテロ等準備罪についての審議が始まっています。フランスの大統領選挙は決戦投票が行われることになりました。








会社概要

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(株)ネクサス
カナ
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宮城県知事免許(2)0006306
代表者
引地 由花
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宮城県仙台市若林区荒井2丁目18−10
TEL
代表:022-724-7780
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営業時間
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