藤井4段連勝中 明日19連勝に挑戦
中学生棋士・藤井四段の連勝記録18は実に素晴らしいですね。明日また戦います。19連勝は成るか!! とても楽しみです。子供の頃、何年生の時かは忘れましたが授業の一環として行われるクラブ活動として1年だけ将棋倶楽部に所属したことがあります。駒の動き方を覚えた程度で終わってしまい、勝利には程遠いレベルでその授業は終わりました。
将棋の楽しさは年齢性別なんて関係なしに実力が勝敗に出るところです。だからでしょうか。オセロゲームやトランプなどの勝負に負けたのと、負けた時の悔しさが段違いなほどに精神的に痛手を負います。藤井4段が小さい時、負けると悔しくて泣いていた。という気持ちがすんなり理解できます。だってへぼでもあんなに悔しいのですから。負けず嫌いが真剣勝負で負けたらそりゃあ。察してあまりあります。
藤井4段の活躍により、藤井4段のおばあさんが最初に買ってあげた駒の動き方が書かれた将棋セットを販売しているおもちゃメーカーさんが大繁盛だそうですね。当時の私の道具はといえば、紙の将棋盤と安物の木の駒でした。200円だったかな?。値段シールをしばらく剥がさずにいたからたぶん間違いはないと思います。私専用の駒を持った喜び、段ボール箱に入った駒を動かしながら新しいことを覚えた楽しさ、ちょっとだけ大人に近づいたようなときめき。懐かしい思い出です。
昭和の大人の男性たちは、将棋を日常的に指していました。そこここでよく勝負をしている光景がありました。将棋盤は立派な分厚い木のもので、駒もちゃんとした綺麗なものでした。子供が気軽に触っていい雰囲気のものではなくて大人に許可を得てから使用可能な道具のイメージでした。「本物の将棋盤」を私は神聖な雰囲気で捉えていたものです。
山形県の天童温泉は将棋の駒の産地です。天童温泉に行くと路傍に大きな駒があります。あれを見ますとわずかばかりですが「立派な道具が欲しい」という気持ちになります。潜在意識に働きかけるのが上手ですよね。そして即座に「腕に見合わないし、どうせしないんだから。」と欲望を完膚なきまで打ち消すための言い訳を一通り脳内で行い、静かに思いとどめています。
将棋は戦の布陣をイメージして盤上の戦いを行います。現実の海の上、空の上ではすでに駒が動き出しています。昨日も我が国の陣内である尖閣諸島の領海内に中国側の四隻の船が入りました。現実の戦は駒の数も、動きも、活動範囲も二次元ではありません。将棋の名人たちには3次元での指し手さえも見えるものなのでしょうか。
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