2017/06/06 17:06:21
一橋大学での言論弾圧
一橋大学で百田直樹氏の講演会が中止に追い込まれたことは言論弾圧だとネットで数日前から大騒ぎでしたが、今朝6日付産経新聞の3面には、講演会が圧力で中止になったことについて詳細に書かれていました。なぜか民進党議員さん同志がバトルになっていたこともちゃんと書かれていてとても読み応えがありました。
学問の場で起きたこの講演会中止事件は、学問の府を守るためにも、また、自由な言論空間を維持するためにも歴史に残さなくてはならないほど重要な出来事だと認識しています。
大学は日常の講義に加え、折あるごとにいろいろな分野の学者や識者を呼び、講演を聞き、さまざまなことを学ぶことで学生の考えを深める糧にしていく場所だろうと考えています。
仮に自分とは異なる意見を出すであろう人の講演会だとしても、「聞きたい人たちの権利」を徒党を組んで奪っていいはずはありません。集団で圧力をかけて講演会を潰すというのは、他者の権利(一橋大学の大学生の学ぶ権利)をないがしろにしている行為です。学問の場で知る権利を妨げる行為が公然と行われていいことはないはずです。
百田さんは「僕に対して抗議をするのは自由だが、自分たちが気に入らない人間の言葉を封じる行為は愚か。反対派は社会的なイメージを自ら損ねたのではないか。」と訴えたと記事にありました。その通りだと思います。
http://www.sankei.com/affairs/news/170604/afr1706040002-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/170605/plt1706050003-n1.html
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