サッカー放送権料の仕組みにへえっ
サッカーワールドカップ、決勝トーナメントに進出した日本対ベルギー戦を見ました。昨日は日本国民のかなりの人数が眠さと戦い日々の労働に励んだのだろうと、応援する側も頑張った感を共有できました。最後の最後に勝利は逃がしてしまいましたが、とても良い試合でした。
日本チームの皆さん、本当に素晴らしい感動とときめきをありがとうございました。
さて、そんなサッカーの試合ですが、いつもはYouTube動画やネットに夢中でテレビを観ない層も、やはりテレビのお世話になったのだろうと予測できます。深夜、テレビ画面に向かい、熱い応援を展開した楽しい思いと熱狂はそれはそれで評価するとして、少々物申したい気分になっています。
日本チームがこんなに勝ち進むことが予想されていなかった某日、某氏が「NHKがものすごく高額なお金を払って放送してるけど、そんなに払えるくらいなら視聴料をもっと安くして欲しいのに・・・。」とつぶやいていました。サッカーを見たいな。だってカッコいいし、楽しいもの。という程度の私は、その時は、某氏の価値ある声を完全スルーしました。
ところが、本日、NHKをぶっ〇すでおなじみの立花孝志さんが平成30年6月24日の動画で詳しく解説してくださっているものを見まして、その内容にとても驚き、放送権料に関する問題意識や関心を持とうと決めました。
動画では、NHKはたかがサッカーの試合の放送にどうして「600億円」もの大金を払うのか?。という裏事情の解説をしていました。この金額は皆さまから集めた視聴料全体の約10パーセントに相当し、あらゆる競技、世界の人が集まる平和の祭典であるオリンピックの数倍もの金額なのだそうです。それがたった1つの競技、サッカーの放送のためだけに途方もない金額が注ぎ込まれる具体的な理由を述べていました。
立花氏はご自身がNHK在職中、スポーツ担当のお仕事をしていたので、知っていること、人物の相関関係を赤裸々に実名入りで年代を追い、図解で因果関係を解説していました。ちょっと長かったのですが、週刊誌を読むよりも、ワイドショーを見るよりも「へえっ」「そうだったんだ」「だから最近はこんな風になっちゃったんだ」と目から鱗が落ちる状態で見入りました。
実体験に基づく解説はどなたも代わりがいません。ここ数年間のNHKがどうしてこうなっていっているのかが、すとんと腑に落ちました。スルーしちゃった某氏には、この動画を紹介する予定です。
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