2018/10/29 10:43:14

出前と宅配の差、じゃあ不動産業は?

テレビで「出前と宅配の違いとはなんぞや」という趣旨で解説していました。店内で飲食できるお店が注文を受けて配達するのが出前。宅配はもともとお店の中で飲食はできない方法で営業していて、配達販売に特化しているという違いがあるのだそうです。なるほどとガッテンしました。


不動産屋さんの場合は文字通り「動かない商品」を扱っています。だから商品を配達することは不可能です。にぎにぎしく繁盛ぶりをスクーターに書いて走りまわってアピールできません。


だからでしょうか。外から見ればあの不動産屋っていつも居眠りしてあそんでいるみたいだよな、みたいな勘違いをして見られている会社さん、けっこうあるかもしれないですね(笑)。


実際の不動産屋さんってどうなんでしょう。結構忙しいのではありませんか?。(会社さんにもよるでしょうが)。人によっては八面六臂の活躍、多忙を極めていることって多々あります。


大家様のお宅にお邪魔をしたり来店客に物件を紹介して案内したり、調査したり契約日を調整したりクレーム処理で呼び出されたりと。職員はその度に出たり入ったり電話したりと動いています。


仕入れ、仕込み、チラシ配り、出前宅配、どんぶりの回収と皿洗いから換気扇掃除まで全部を一手に引き受け完遂しているようなものです。八面六臂の大活躍を要する職業なんだよなあと同業と自分を自画自賛しつつ眺めてストレス解消の素材?にしました。


個々の業者はこんな風な仕事ですが、私の所属している全日本不動産協会の場合はどうかな、と考えますと、事務局で職員さんが仕事をしている一方、各種のお祭りや相談会など、イベント会場等に担当委員らが出向いて不動産に関する知識で社会貢献活動の一翼を担う場面もあります。特に秋には各地で行事があります。


仙台市主催のなんとか、全日主催のかんとか、どこぞの団体主催のなんとか〇〇セミナーといった具合が次々とあります。今後も来月初旬、下旬にもそうした相談担当や、相談を担当するための情報交換会など計画があります。


出前や宅配のためには材料の仕込みや出しの煮だしが必要なように不動産屋さんも知識をインプットしないと、来場した方やお世話をするお客様の相談や要望にに答えること、つまりアウトプットが出来ません。


飲食店が古い腐った素材で料理を出せば食あたりを誘発してしまうようなもので、不動産業務も古い法令や慣習の観点で答えてしまえば大問題。誤ったことを教えてしまって不測の損害を与えてしまいかねません。


老舗のお店が継ぎ足し継ぎ足しで味を良くしていくようなもの。不動産という商品は動きはしないけど日々、知識のたれに火を通さなくてはなりません。風を通し、味を確認し、腐っていないことを確認しないと仕事は出来ないように出来ている。業種はまるで違っていても仕事への心がけというのには共通点があるものだとしみじみです。






2018/10/24 11:00:30

コンパクトシティは失敗続き 結局は虫食いシティ

10月23日つまり昨日の第3回法定研修はいつもとちょっと風情が異なり有名人の講演会がありなかなか楽しかったです。講師は東北大の姥浦道生先生。「これからの仙台のまちづくり」と題してのお話でした。続いて開催された平成30年度政経セミナーでは経済ジャーナリストの須田慎一郎氏をお迎えしました。テレビ出演もしているおなじみの有名人です。一般のお客様もお招きしていたので会場となった旭ヶ丘駅前にある日立システムズホール仙台は大賑わいでした。


ここでは不動産業者として姥浦先生の方に主眼を置いた記録にします。印象的だったのは都市の人口減少により地域機能を縮小するコンパクトシティを目指した地域があるが失敗しているということを具体例を挙げて紹介くださいました。


コンパクトシティは一時期声高に流布された考え方ですが、失敗続きの結果は私にとっては「やっぱり」なものでした。老人になるまで過ごした自分の住み慣れた場所を離れ、狭いエリアにわざわざ引っ越しをしたいと願う人が多数派のはずはないと考えていたからです。行政の都合と合理性だけで行動が決定できるほどたやすいものではないだろうと想像していたから。


住民は庭先の草木の一本ずつ、餌を求めてくる鳥たちも含めて仲間になっています。春夏秋冬絶え間なく魂を込め慈しみ育ててきた土地を後にするのはかなりの決断を要します。土地には長い歴史があり、それとの縁を引き剥がすことが果たして正しい選択なのか、と疑問を持っていました。


この考え方が出始めてからずっと、哲学者的視点でみていました。行政の意図は理解していて反対じゃないけど、不動産屋的視点での合理性もわかるけど。ただ・・・。人の住まいに対する気持ちってそんなに簡単なものじゃありません。


講演では更に社会問題の空き家についても言及。人口減少により地域のエリアが狭まるのではなくて、広い地域を維持したままで、その枠の中で空き家がぽつぽつと発生する「虫食い状態」であることを述べていました。


今の仙台市は東北地方では唯一、他の地域と異なり人口増、拡大傾向となっています。しかし老朽化した建物が市内中心部にはありなんら対策をせずにいていいわけではありません。


これからの仙台の街の姿がどうなったらいいのかな、というのを東北大の学生さん方が所有権やもろもろのことを一切゛ガン無視゛して着想した未来希望図が披露されました。高速バス乗り場は駅に近い所に置く案だそうで若さが感じられてなかなか興味深かったです。みんなが暮らしやすく、なおかつ現実に協力を得られる街を設計し実現していくってかなり難しいことなのですね。





コメント一覧

No.14337 嘉子さんのコメント 2018/10/25 16:53:09
ryuさんコメントありがとうございます。
確かにタクシー乗り場が遠いと困りますよね。若者の案は足の弱い人や重い荷物に苦労している人、急いでいる旅人にとっては負担が大きいプランだなと私も感じつつ聞きました。

No.14335 ryuさんのコメント 2018/10/25 10:12:16
関心のある演題でしたが、英単語がポンポン飛び出して追いついていくのが大変でした。高速バス乗り場を駅前へは、喫緊の課題ですが、タクシー乗り場は?  ??が多々です。

2018/10/17 12:26:05

Mr.トルネード を読んだ

「Mr.トルネード  航空事故を激減させた気象学者 藤田哲也 」 


     著・佐々木健一 小学館


を図書館の児童書コーナーから借りて来て読み終えました。感動の余韻にひたっています。藤田哲也氏は竜巻についての研究やダンウバーストの発見に途を開いた気象学者です。


ダウンバースト発見は、長崎の原子爆弾調査の経験によりもたらされたものだったと知りました。日本とアメリカとの因縁といいますか、縁といいますか・・・。多数の死傷者を出した無慈悲な人為的現象の記録が、後に自然の不可思議な現象、気象の学問に活かされ、人命を救う術へと昇華でき、航空事故防止の役にたっていることに驚いています。


著者は、藤田氏が回顧録にあまたの輝かしい研究者に与えられる賞や勲章を掲載する欄に「昭和14年 小倉中学 理科賞」を冒頭に大きく載せていることにスポットをあてていました。児童向けの書物として粋な選択、結び方に脱帽です。


藤田哲也氏が講義した記録として紹介されていた一部分を以下に抜粋します。


「私の生涯は、気象学の世界にありました。いつも厳しい自然現象を目にしてきました。自然はいつもやりたい放題です。時に不可思議なこともする。でも、私は何をする時も、原爆調査とこれまでの経験を思い返すことにしていました。


気づいたのですが、私は確証を得る前に人にものを言う傾向がありますね。


中略


 特に若い世代に言いたいのは「恥ずかしがらず、言いたいことを言いなさい」ということです。 その半分は間違っているかもしれません。しかし残りの半分は正しいかもしれない。もしあなたの主張の50パーセントが正しければ、価値ある人生を送ったということです。幸運を祈ります」



子供の頃、計算尺を自ら作ってテストの答案を書いて先生に叱られた逸話、校長先生の尽力で学業を続けることができた話は時代が感じられて興味深かった。計算尺は知らなかったので知人に聞いたら知っているとのこと。ぜひいつかは実物を見てみたいです。


この偉人の伝記の背表紙に目が行ったのは、相変わらず桂小五郎についてわからなかったせいです。西郷隆盛や高杉晋作、伊藤博文などの伝記は陳列されてあったけど、桂小五郎単独のものは探せなくて・・・。近くにこれがあったので借りてみました。


老眼に優しい大きめな活字、漢字にルビがついているのが更にうれしい。写真や図がふんだんに掲載されていたのでとても理解しやすかった。目的の本が探せないままなのは、次回行く口実が残るのでかえって楽しいです。








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会社名
(有)グラントップ
カナ
グラントップ
免許番号
宮城県知事免許(5)4809
代表者
山田 嘉子
所在地
9811107
宮城県仙台市太白区東中田2丁目1−38
TEL
代表:022-741-0730
FAX
代表:022-741-2335
営業時間
09:30〜17:30
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土日・祝 毎週水曜日午後
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東北線南仙台
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