糖尿病予防の方法はテレビを観ないことかも
4月19日の虎ノ門ニュースを見ていたら武田邦彦先生が人工透析について過去に発言したところ、持論に対して多くの批判と反論があったため掘り下げて考えを説明しているコーナーがありました。
一人当たり医療費、保険適用のこと、その他もろもろに言及していました。お医者さん側からの批判の理由、科学者の視点の両論を取り上げつつ解説していました。なるほどな、という所もあり、激しく批判された理由もまあ分からなくもなく・・・。というところでなかなか興味深かったです。
その中で透析が必要な状態になるのは糖尿病によるものが多いため云々のくだりがありました。そもそも論として透析が必要無い状態である方がいい。糖尿病にならないようにするためには・・・・。一部ですがテレビ批判にもつながったのが面白かったです。
グルメ番組でパティシエみたいな職業を取り上げ、開けても暮れてもああした食欲をそそるような番組を放送しているから糖尿病になるのだといった趣旨でした。意訳ですから放送内の言い回しはもっとずっと気を使った表現でした。
まあ、一理あるなあ。と私。
近頃のテレビはいつからかいろいろな方面からのクレームを恐れて萎縮しているせいか無難な内容か失敗者の反論の場を与えない揚げ足取りに終始しがちです。政治家や芸能人の不倫、犯罪、失言などのゴシップばかりでは時間が保てないからか食べ物を流して放送時間を潰す傾向が著しいように観察しています。
旅番組は各地の名産品と美味しいお店。グルメ番組はスイーツは甘さ控えめ。とまくら言葉をつけつつも結局は甘味なのですから太るに決まっている食べ物を推奨し続けます。
じゃあ痩せる方法を紹介する痩身術ならどうかというと、最初のうちは体を動かしましょう。とか運動方法の紹介を実技指導してやっているのに、いつの間にか結論は太りにくいお料理方法、ヒジキがいいやら、トマトがいいやら、キノコがいいやらを紹介して番組終了時間。最後に見たものが記憶に残りがちだから結局は運動よりも食べたいモードで終わります。
商業活性化のためにはおデ〇さんが増えるのが手っ取り早いのかも。と穿った見方が出てきます。
テレビ局にとっては視聴者を太らせて、不健康になればお医者さんが儲かる。医者に行くほどで無い時はやせるサプリメント、健康器具を売りつける。あるいはジムに通わせ、痩せたらまた食べ物を食べ、太りやすい美味しい物を売りつければ・・・・。それこそ無限に宣伝、コマーシャルを獲得し続けることが出来ますからグルメ番組は永遠に不滅だったりして。ん?私の中で透析の話どっかにいっちゃってる。
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