あと数センチ雑巾を伸ばさなかった不思議
なんの因果か知りませんが口内炎が出来てしまいました。飲み食いはもちろん何もしていなくても耳や頭に響くほど。連休だったのでここ数日我慢し続けましたが痛くてたまりません。さっき近所の歯医者さんで軟膏を出してもらいねばねばの薬を舌に塗っています。
口内炎ってストレスや栄養っていうけど何か原因らしきものってあったかなあと振り返ってみたらひとつ心当たりがありました。
収納ケースの汚れ、です。
自分としては掃除好きを自負していたつもりなのにこれは・・・。愕然としました。私の管理下の押入れにこのような汚れの存在を許していたとはまさに想定外でした。
20年前に引っ越ししてからずっと定位置にしていた収納ケースを何箱か移動し、断捨離ついでに押入れ内部を模様替えをしてみようと思い立ちました。いくつかの箱を引っ張り出してみたところ、なんと変色しこびりついた綿埃、べたついた汚れとご対面しショックを受けました。
えっっっっ・・・。何これ・・・・。
毎日使う収納ケースの中の衣類は綺麗に整頓していますよ。自分で言うのもなんですが「こんまりさん」のご教示どおりに種類を決めて立てて一目瞭然、理路整然と仕分けされています。
衣類を入れていたケースの中や周辺はピカピカ、なのに脇と上と奥がほこりまみれだったのです。掃除は比較的マメに行っているつもりでした。でも何年間も手薄だった場所があったことに気づかされました。
私の掃除はコースや手順をほぼ決めています。窓ふきやカーテン洗いなども季節ごとに日付は決めずとも、だいたいこの時期にはここをこうやる、といった風にある程度の作戦を練って体力の続く限り実行しています。
その根幹となる作戦の中に大きな見落とし、穴があったことが可視化されました。全部網羅していたつもりがそうじゃなかった・・・。そのせいで精神にダメージを受けて口内炎になってしまったのではないかと分析しています。汚れがあったことが問題なのでなく作戦の不備、甘さ,家事スキルの低さを自覚させられショックを受けました。
言い訳がましいですがほぼ毎週、押入れの中にも掃除機をかけて床も拭いていたんですよ。なのにどういうわけか知りませんが「ケースそのもの」を敢えて雑巾がけはしようともしていないし、していないことに気づきもしなった。なんなんだろう。これ。いつもの掃除の時にあとたった数センチだけ手を伸ばしていればこんな汚れなんて存在出来ようはずはなかったのに・・・。
汚れていた箇所は押入れの収納ケースの上や脇の部分。箱と箱の間やその奥、ケースの上の部分の溝の所のホコリにまで気が回っていなかったのでした。マイペットで拭き掃除をすると「玉状に丸まったホコリの灰色の粒の集団」に変化。こんな綿埃のビフォーアフターとご対面したのは久しぶりです。
ところで歯医者さんの「デキサルチン軟膏」って良く効きますね。これを書いているうちにみるみる口内炎の痛みがマシになってきています。ありがたやありがたやです。
※追記 口内炎の原因として奥歯のギザギザが舌を傷つけていた可能性もあったのでギザギザ部分を先生が丸めてくださいました。物理的な原因らしきものの一つは減らせました。
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