2020/01/09 10:28:17

イランとアメリカ

イランとアメリカ・・・。どうなっちゃうんでしょうかね。この騒ぎの前からガソリンスタンドの価格表示はじわじわと値上がりしているし。多めに給油して置こうかな。


原子力発電所が止まっている我が国は震災前より石油がもっともっと切実に必要な状態。中東で揉め事があって日本に石油が届かなくなったり、届く量が少なくなれば一大事どころの騒ぎではありません。大東亜戦争が起きた79年前よりも切実に生活に支障がでるだろうことは予測可能です。悪夢の再来にもなりかねないから、なんとか両国には痛み分けで踏みとどまって欲しい・・・。


歴史をちょっとかじればイランにはイランの言い分があり、だよね、わかるその気持ち。となる。一方、アメリカにはアメリカの言い分があって我が国の大事な同盟国。どちらか一方だけに100パーセント非があるというケースはまれなわけで、だからこそ人間同志の付き合いって難しい。


人間の行動って理屈よりは感情に支配されてるらしいことはいろいろな本で指摘されている。だから理屈をとうとうと述べ立ててそれについて理解できたとしても意思決定で合理的判断ができるかどうかは別問題なのかも。


そういえば私の本棚にはまだ読んでない本があったっけ。海賊と呼ばれた男。まだ上巻の途中。続き、こんな時こそ読み始め、読了すればいいのでしょうけどできない事情があります。そう、例のギター弾き語りユーチューバーさんに余暇のすべてをささげたいから。平和でないと自由時間を謳歌したり音楽に現を抜かすなんて時間を持てないじゃん。


いや、今年は3択を基本にするんだった。だから、読む読まない、ともう一つ選択肢を作ろうっと。この場合はながら読書という選択肢を用意するべきよね。読書しつつ音楽を流しておけばいい、とすればここは丸く収まります(笑)。


※事の経緯を河野太郎防衛大臣が時系列を作って説明してくれていました。日本国内のニュースだと、そもそもどうしてアメリカがあのような行動に至ったのかの経緯、説明が十分に周知させられていないように感じています。これを読まないうちはまるでトランプ大統領が選挙用のアピールのためにやったのかもと誤解しちゃいそうでした。いまいち原因がわかりにくかったのですがこれを読んだことで腑に落ちました。今後の動きを追う際にも役立つので忘備録として張り付けて置きます。


https://www.taro.org/2020/01/イラクで何が起こったのか.php


2020.01.08
2020年1月8日(日本時間)、イランから発射されたミサイルが米軍及び有志国も駐留するアル・アサド及びエルビルの二つのイラク軍基地に着弾しました。イラン革命防衛隊は、地対地ミサイルの発射を発表しています。

イラクで何が起きたのか、公開情報で時系列に見ていきます。

2019年10月以降、イラクで米軍が駐留する基地に対する攻撃が多発しました。

バグダッドで10月2日、タジ空軍基地で10月28日、バグダッドで10月30日、アサド空軍基地で12月3日、バラド空軍基地で12月5日、バグダッドで12月9日、12月12日、ロケット弾などでの攻撃がありました。

アメリカ人には被害はなかったもののアメリカはソレイマニ司令官の関与を主張。

12月27日、対ISIL有志連合が駐留するイラク中部キルクークのイラク軍基地にロケット弾30発以上が着弾し、米軍が契約する民間人が1人死亡、米軍兵士4人とイラク治安部隊2人が負傷しました。

29日、アメリカはこの攻撃を含む米軍への相次ぐ攻撃を行ったとしてイスラム教シーア派の武装組織カタイブ・ヒズボラの拠点5カ所(イラク西部3カ所及びシリア東部2カ所)へ「防御的対応」として精密攻撃を実施。

12月31日、カタイブ・ヒズボラに対する米軍による攻撃に反発したイラクの民衆がバグダッドにあるアメリカ大使館を襲撃し、大使館の建物が損傷し、米国務省はイラク在住のアメリカ国民に対し、イラク国外への退去を要請。

アメリカは、イランと関係の深いシーア派民兵組織がデモを扇動し、デモの中に民兵組織の制服を着た構成員を確認したと主張。

同日、大使館防護を目的にクウェートから海兵隊を緊急展開するとともに、エスパー国防長官が空挺師団から一個大隊(約750人)を緊急展開する計画を発表。

1月2日、エスパー国防長官は、イランとその代理勢力がアメリカへの攻撃を実施する兆候がある、局面は変化し、米軍はイランへの先制攻撃を辞さずと警告。

1月3日現地時間00:30、ソレイマニ司令官の搭乗機がバグダッド国際空港に着陸。司令官は車両に乗車。

空港を出発し、貨物ターミナル付近を走行しているところに米無人機から発射された誘導ミサイルが命中し、司令官は死亡、同乗していたカタイブ・ヒズボラのムハンディス司令官も死亡。

3日、トランプ大統領が、戦争を開始するためではなく防ぐための攻撃だと主張。

同じく3日、イランの最高指導者ハメネイ師は3日間の喪に服すこと及びその後の報復を宣言し、イランの国連大使は国連事務総長宛ての書簡で自衛権の行使を示唆。

1月4日、バグダッド市内のアメリカ大使館が所在するグリーンゾーンにロケット弾2発が着弾しイラク人3人が負傷し、さらに米軍が駐留するバグダッド北部のバラド空軍基地にロケット弾3発が着弾。

トランプ大統領はイランが報復すれば、アメリカはイランの重要な施設52カ所を攻撃すると警告。

米国防省は、中東地域に米軍3000人を追加派遣すると発表したとの報道。

1月5日、ハメネイ師の軍事顧問がイランは米軍施設に直接報復すると発言したとの報道。

イランは核合意の濃縮能力に関する制限を遵守せずと表明するもIAEAとの協力関係は維持する旨を発表。

5日、イラクの議会は米軍その他の外国部隊の撤退を求める決議を可決。

1月6日、テヘランでソレイマニ司令官の葬儀が行われ、国営メディアは数百万人が集まったとの報道。

イラクのアブドルマハディ暫定首相は米大使に対し、駐留部隊の撤退への協力を要請。
1月8日(日本時間)、イランから発射されたミサイルが米軍及び有志国も駐留するアル・アサド及びエルビルの二つのイラク軍基地に着弾。イラン革命防衛隊は、地対地ミサイルの発射を発表。

日本政府は情勢の分析を進めると同時に、今後の変化を見極めるべく努力をしていきます。





会社概要

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(株)ネクサス
カナ
グラントップ
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宮城県知事免許(2)0006306
代表者
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