業者さんがマスクのせいで深刻な皮膚炎になっていた
8月ももう少しで終わり。夏らしい楽しさを味わえないままですが、気温だけはまだ暑いですね。昨日は我が家で新しく交換した自宅のレンジフードの吸い込みが悪いため修理業者さんたちに来てもらいました。昨日もとても夏らしい暑さでした。
私以外の人は全員マスクまたはフェイスシールドを装着していました。暑いから外していいです。熱中症対策のため我慢しないでくださいとお願いしましたが誰も頑なに一秒も外さず2時間近く頑張っていました。働く男たちはなんてつらい想いで頑張ってくれていることよと、その我慢強さ、武漢肺炎が作り出した歪んだ社会状況に泣きそうでした。私は声を出すときには汗拭きタオルで口を覆い、それ以外は彼らとは2メートル程度離れて眺めている状態ですごしました。
さて、肝心要のレンジフードの件です。お盆休み気分初日の8月8日土曜日朝からこの私にとっての騒動が開始されました。取付工事後わずか5日目で不調になりました。肉を焼いた翌日の朝、リビングの床が油まみれでベタベタになっていてびっくりしました。旧式のプロペラ型の安っぽい換気扇&ただの鉄板で囲った枠の時にはまったくなかった状態です。
換気扇の下でいろいろと確認してみたら、どうやら吸い込みが上手く働いていないことが判明。1回目はリフォーム工事業者さん。2回目はメーカー指定修理業者さんとリフォーム工事業者さんたち。今回は実に3回目の対応になりました。
1回目の時は「お盆休みでメーカーさんと連絡取れないから盆明けに・・・」ということで対面式キッチンとリビングルームの間に古いバスタオルで幕を張り部屋をべとべとにしないようにみすぼらしい状態で養生。更に調理方法を工夫して我慢、我慢。べたつきが許せずマイペットで床やリビングにあったもろもろ品々を一つ一つ拭き掃除する羽目になりくたくたになりました。何度もこんな想いをして掃除をしたくないからとことん汚れない工夫を徹底してお盆休みを乗り切りました。
10日あまりも待ちに待った2回目は19日にメーカー指定の修理業者さんが来てくれて原因を探るも機械には異常がないのに満足な吸い込み具合にはならず・・・。仕方ないからメーカーさんに来てもらおうということになり6日後の25日、修理業者さんたち大集合とあいなったわけです。
昨日いらしたのはメーカーさん2名、メーカーさんの指定修理業者さん1名、そして私が直接取付工事を依頼したリフォーム工事業者の社長さんら4人+私の5人がかりで頭を捻りました。
点検方法はA4のコピー用紙を吸い込みする板のところに宛てて吸っているかを判別していました。これは2回目の時から知った判定方法です。インターネットでティッシュペーパーを宛てるというのがありましたがこちらの方が分かりやすいです。
ヤカンでお湯を沸かすと左側のガスコンロのところからちっとも吸っている様子が見えない。コピー用紙はくっつくけれど、肝心要の蒸気がちっとも入っていってくれない。レンジフードに課せられた仕事をしている様子には見えない・・・。
レンジフード不調になってからずっと煮物、蒸し物ばかりで油料理、炒め物を我慢しつづけて2週間以上です。ついに我慢が耐えきれなくなった私は彼らにこう言いました。「換気扇はA4のコピー用紙を吸わせるための設備ではない。油煙や蒸気を吸うものならこの製品じゃなくてもいいから、吸うものを着けてよっ」ときつめに要請しました。
掃除が楽でカッコいい最新型かどうかだなんてもはやどうでもいい。油煙がリビングルームに行かない製品ならもはや旧式のプロペラ換気扇でもいいから何とかしてよっ。ということを主張しました。吸ってくれりさえすればいい。という追い詰められた状態になっていましたからその心情を素直に語りました。
専門家らはカタログを提示しつつ、この機種だとこの程度、これはこの程度と論理的に説明してくださいます。要約すると「製品を交換したところで、形を変えたところで、これ以上の物には変えようが無い」ー。
絶望的な気分に落ち込む私。
結局、ダクトから排気する外壁に取り付けてある口金をメッシュがなくて縞模様が大きめなタイブに交換。以前よりはだいぶ吸い込みが良くなりました。油煙を受ける鉄板の立ち上がりの左側部分をもう少し下げればもっと吸わないかな、と私が提案しましたところメーカーの設計さんに相談してくださるとのことでした。勝手に改造すると保証受けられなくなるのでもう少し待つことになりました。
彼らが去ってから約20日ぶりに肉を炒めてみましたら、排気が良くなったせいか前よりはマシになっていました。教えていただいた換気のために開放する箇所のポイント、鍋の位置を鉄板の真下からはみ出さないようにするとかの押さえどころ、コツを意識すれば暮らせないこともなさそう。でも、満足じゃないんだよなあ。どうしよう。
で、マスクに戻ります。来てくださった中の1名が首どころか鎖骨まで汗かぶれが誰の目にも明らかなほど真っ赤になっています。かさぶたが生々しいほどに重症化してしまっていました。マスクを強要する社会、完全な社会的圧力による皮膚炎誘発の事態です。
彼は皮膚科に通っているそうですが、こんな風に猛暑でもマスクをしたまま汗だくになることを終日していたら治るものも治りません。でも彼は絶対にマスクを外さない・・・。たぶんマスクを外して人目にさらせないほどに重症なのだろうと思います。
このままの社会でいたら彼に限らず日本人のかなりの数が重篤な皮膚炎患者だらけになってしまいます。もうすでになっていないはずは無いのですが隠されています。
あまりにも見かねましたので私が皮膚炎になる度にお世話になっていた温泉名を教えました。宮城県の鳴子温泉。東鳴子にある某温泉旅館です。知人が利用した時は別料金でポリタンクで持ち帰りをお願いできていたこと、この武漢肺炎騒動で休業しているかも知れないから確認してね、ということも申し上げておきました。お忙しいようなので行けるかどうかは分かりません。
マスク着用による被害者をこれ以上出さずに済むようになったらいいのに。マスク強要社会を一刻も早く解消させて今苦しんでいる方たちに楽になっていただきたいです。
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