小林麻耶さんのクビで放送法改正の必要性を再認識
TBSのグッとラック!を突如降板させられ、所属事務所からも契約解除されたフリーアナウンサーの小林麻耶さんについて大きな話題になっています。番組中にセクハラのバイデン氏よりも自分ならトランプ氏を選びたいという内容の話をしたのが首になった原因ではないかと取り沙汰されています。
動画が残っていたので見てみたら、摩耶さん、よく言った!!。天晴れ。女性の見方で正常な倫理観を持ったコメンテーターだと思いました。あの放送回に限って言えばあの席に座るに相応しい女性だったと拍手しました。番組の構成でどれほど前振りでバイデン氏を持ち上げるような映像を流していたとしても自分はそうは思わないことを柔らかい口調ながらもはっきりと言いました。
要旨はバイデン氏はセクハラをしたことがあった。たとえ不起訴になったとしても・・・。家族にも薬物関連のむにゃむにゃがあった。それらの話を知った上で判断するとすれば、バイデン氏は一国の代表に相応しいと自分は思わない。トランプ氏を選びたい。という考えを特有の口調で話ました。彼女はコメンテーターとして具体的に根拠と理由を示して述べ、どちらを選択し支持するのかを考えたらどちらを選びたいのかをきちんと表明しました。自分の頭で考え臆することなく述べプロらしい仕事をしました。
彼女の降板が大きな噂話になるのは、とてつもない大きな圧力の影を感じ取っているせいです。視聴者側は昨今のマスコミ界隈が目に余るバイデンごり押し、バイデンの失態隠しをしていると思っています。
テレビ局の制作側としたらせっかく工夫した映像を用意してバイデン氏を持ち上げまくっていたのに、視聴者側をバイデン氏はいい人なのだと信じるよう誘導しようとしていたのに・・・。この小林麻耶さんの発言によって一気にちゃぶ台返しに等しくなりました。テレビ局側は、オイっ。なにしてくれたんだよ(怒)、という気持ちになっただろうことは想像に難くありません。
テレビ局側にはどちらの政治を押したいのかについて強い意向があるらしいことを視聴者はすでに感じ取っています。大きな力に真向から反対側の意見・自分の意思を持った発言をした小林麻耶さんをテレビ局側が邪魔に思い排除したのではないかと考えるのは自然な成り行きです。
麻耶さんに発言については、その他の説もありました。母親が居ない子供が可哀想、という話題のときに麻耶さんは、そうとは限らない。母親が居なくても子供は幸せになれるのだ、という趣旨を述べたことがあったそうです。司会者の意見に反論する形になったので疎まれたのではないかという憶測もネットにありました。乳がんで若くして亡くなった妹さんがおり、その子たちは今母親が居ない状態にあります。看過できなかった立場も、思いも十分過ぎるほど共感出来ます。ただ、共感するとともに少々複雑な気持ちにもなりました。
確かに母親がそばにいることは子供が幸福になるために必ずしも満たさないといけない条件とまでは言えないのかもしれないけど・・・。これについては私は保守的な考え方なので、一般論の話の時まで哲学的な事案にまで毎度毎度話を広げられてしまうのが通例になりすぎると世間話の時まで面倒に感じる人は多いかもしれないなという、距離を置いた考えも持ちました。
そもそも人間は哺乳類の生物にすぎません。そうだと考えたら母親が子育ての時にそばにいて育てる方法で営みがあります。何万年前から続いて来ている本能があります。それが自然の成り行きだという視点に立ち返ってみれば司会者の発言の方に賛同します。ただ、これを麻耶さんが看過していたとしたら・・・。それはそれでご親戚が傷つくかもしれないでしょうから発言を否定するものではありませんし全然OKです。
今朝確認しましたらYouTube動画で麻耶さんはスタッフからいじめを受けていたと言っていたけどテレビ局側はいじめをしていないと否定していました。テレビ局側にも事務所側にももちろん麻耶さん側にも立場考え経営方針等があります。双方の合意で仕事を共にするかしないかが決まっていくわけです。今の日本社会で認められている放送局はこういう状態なのだと分からせた彼女の功績は大きいと思います。
日本には放送法があります。異なる意見がある場合は両方の意見をバランスよく取り上げなくてはならないことになっています。ですがとっくの昔からTBSは目に余るほどこれを守ることを放棄しています。その他民放、公共放送各社もひどい偏向ぶりですが政治家は結託したメディアバッシングを怖れて手を付けることも出来ません。放送に関するあれやこれやを、大きく根本から見直していかないと私たちに正しい情報が来なくなってしまいます。より良い情報収集システムを享受できるように改善して欲しいです。
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