2012/01/31 10:25:07

薄着族の危険な取材

大雪のせいて橋が折れてしまうほどの日々。豪雪地帯の降雪量はものすごいですね。雪おろしをすると言っても、どこに捨てようがあるのか考えがおよびません。


そんな地域の取材を見るたびについ、老婆心で気がもめて仕方がありません。つまりテレビに出る人たちのことです。わざわざ雪を目当てに行く人々は何を考えているのでしょう。大雪とわかりきっていて行くくせに、特派員の足元はいつもの都会的な短い靴。皮かどうかまではちょっと見にはわかりません。


手は手袋なし。頭は帽子なし。コートは薄手・・・・。寒そうに震えています。濡れてかわいそう・・・。ああ、雪に素手で触れた手が真っ赤・・・。


途中で大雪のため道が封鎖されてしまったり、孤立した場合の防寒対策など、考えうる危険はたくさんある場所でのことです。何かあったら、スタッフの命にかかわる危険すらあります。


こんな、めちゃくちゃな準備不足、取材姿勢を恥ずかしくは思わないのでしょうか。あんな薄着の恰好のままの担当者を取材映像として平気で全国放送で流すなんて!! 登山者の遭難が出るたびに、「準備がどうこう」訳知り顔でコメントする同じ放送局が、自分の大事な仲間のスタッフをこのように出してるなんて・・・。


放送局の会社としての危機管理能力と無神経を疑うほどです。アナウンサーを寒がらせればウケるとでも勘違いしているのでしょうか?


お葬式には喪服、学校には学校の制服などと、行く場所で支度を変えるのが社会人でしょうに。雪国に取材にいくなら、雪国にふさわしい服装になぜしないのですか?例年以上に異常があり危険だから取材にいくのでしょう?なら、例年以上に神経をとがらせて、より十分すぎるほどの防寒対策をほどこし、見本となるような取材をさせるのが放送局の務めです。


雪国にはそれようにコートも長靴も手袋も売っています。地域経済活性化というのなら、その場で現地調達してお金をおとしてあげたらいいじゃない。と思います。


あんな恰好でテレビに映るから、若者がやせガマンまでして薄着で体調を崩すように、自然に誘導されちゃんうです。お手本の人がしっかりあったかくして、脳に血液をよく循環させて、しっかりした内容と中身のある取材落ち着いた語り口で報道をしてくれた方がずっと社会貢献です。


薄着さんを見ている方が、風邪ひきを心配したり、着替える暇さえ与えられないのかと、放送局での雇われ方や、取材スタッフの命に対する粗末な扱われ方をいちいち心配してあげなくちゃいけないかなんて・・・。視聴者はよけいな神経を使わずにニュースの理解が深まるのですから。


さて、今日はどの放送局の誰がその薄着さん映像をさらすのでしょうか。お天気おねえさんをはじめ、毎日、寒々とした「薄着さん」を探す変な心配がまだまだつづきそうです。ねえ、みなさんたのみますから、ちゃんとあったかくしてくださいよ。






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