今日はサンフランシスコ講和条約 発効の日
オバマ大統領が無事日本訪問を終え、土曜日は羽生選手のパレードが無事行われ気分的にはほっと一息しました。本日はゴールデンウイーク前半、飛び石連休になっていますから、月曜日の月末の割にはなんとなく静かです。
4月28日といえば、もっと盛大に祝ってもよさそうなことに気づきました。昭和27年西暦1952年に、サンフランシスコ講和条約が発効・公布され、日本が主権を承認され、戦争状態が集結した大事な日なのです。
このところ世界中に緊張状態が続いています。アメリカの態度にいらいらしがちでしたが、国賓として来日した戦勝国のアメリカ大統領・オバマ氏が尖閣について述べたあたりは好感を取戻しつつあったのです。しかし、〇国関連で「いわゆる従軍慰安婦」についてした発言は、ねつ造を信じた故の「歴史認識の誤り」を感じます。
この手のことは、現代と当時では考えかたが極端に変化しております。各国々はその時代の価値観に基づき、また、人が人を統治するための「落としどころ」としての現実的な手法がそれぞれの国や相手国との間や各国の兵士の資質で好むと好まざるとにかかわらず、「なにかしらのこと」をとらざるを得なかったことを知らないのではないか?
敗戦国日本の女性たちが、アメリカ兵と「接点」が無かったとも思っているのでしょうか。サンフランシスコ講和条約が締結されるまでの間に、日本国内でアメリカ兵との間に混血児がたくさん生まれました。
日本女性の妊娠の理由が、強姦、売春、占領軍側からの要請等のいろいろがあった上でのことを思い出してもらう必要がありそうです。アメリカ兵・占領軍の行った所業をふまえてのあの発言をするなら話は変わります。
たとえば、日米混血児のための施設があります。オバマ大統領に、ぜひお知らせしたくなりました。それは、沢田美喜氏が私財を投じて開設した「エリザベス・サンダース・ホーム」というものです。
神奈川県大磯町で多くの孤児を救ったそうです。戦後は、日本人が生きるだけでも大変な状態です。顔かたちの明らかに違う子供たちが、ほぼ単一民族の日本の中ですごすことはどれほど目立つことだったのか。子供は親を選べないのです。
独立国家として主権回復が世界から正式に認められて62年目。
自由に世界に向けて言論活動をできる「日本」という国のありがたさをあらためて実感しています。
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