【新築戸建の見学ポイント】 間取りよりも大事な“あなたの使い方”とは?
新築戸建の見学、どこを見ればいい?
お客様から「何を見ればいいのかわからない」とよく聞かれます。
ネットには「リビング階段はやめた方がいい」「2階リビングは住みにくい」など、さまざまな意見があふれていますが、私はこう思っています。
> 正解は一つじゃありません。あなたの使い方次第です。
間取りの正解は「使い方」による
例えば「リビング階段」は、家族の気配を感じやすくて良いという人もいれば、冷暖房効率が悪いと嫌がる人もいます。
「2階リビング」も眺望や採光が取れるメリットと、買い物の上げ下ろしなどの不便さが同居します。
大切なのは、「自分がどう使いたいのか」を言葉にできているかどうか。
見学前に、「朝はここでこう過ごしたい」「洗濯物はここに干したい」など、自分の暮らしを具体的にイメージしておくと、判断がとてもスムーズになります。
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私の接客スタイル:要望を聞き、メリット・デメリットを提示
私がお客様と接するときは、まず**「どう暮らしたいのか」**をしっかりお聞きします。
その上で、その間取りが合っているか、気になる点はないか、プロの視点からメリットとデメリットをお伝えします。
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とはいえ…建物クオリティはあまり気にしなくて大丈夫?
現在の日本の新築住宅は、実はかなりの水準をクリアしています。
建材は有名メーカー製が多く、一定の品質が保たれている
建築確認を経て法的に問題なく建築されている
性能評価書や検査済証、そして【住宅の品質確保法(品確法)】による保証制度もある
つまり、普通に建てられた新築戸建であれば、建物そのものに大きな不安は少ないというのが現状です。
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では何を見るのか?→私ならココを見ます
私は不動産業者として、「いざという時に売りやすい物件」を選びます。
理由は明快。人生は変化しますし、不動産は“出口”も大事だからです。
私がチェックするポイント
1. 道路付け
前面道路の向きや広さ(間口)は価格にも大きく影響します。
2. 高低差
坂地や擁壁があると、将来建て替え時に費用が跳ね上がる可能性あり。
3. 日当たり
後から改善しづらい要素。長く住むならここは大事です。
4. 雰囲気
好きか嫌いか。主観ですが、これは“自分の居場所”として重要です。
これらの条件と価格を照らし合わせて、「買い得」かどうか、そして「売りやすい」かどうかを考えます。
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最後に:見学時に大事なこと
見学はただ見るだけではなく、「暮らしを想像する時間」です。
そして、物件そのものだけでなく、自分の価値観と照らし合わせることがとても大切です。
わからないこと、不安なことは、ぜひ聞いてください。
不動産のプロとして、誠実にメリットもデメリットもお伝えします。
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【株式会社ケイザン】
代表:木村大吉
TEL:042-502-3890
メール:keizan@office.zaq.jp
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