2025/06/03 16:48:47

広さの感覚は「経験」で変わる。〜80平米の家は狭いのか?〜

家を買って初めて「広さってこういうことか」と思いました。
アパートでは気づけなかった、体感としての“ゆとり”。
多摩地区の建築基準をもとに、80平米・94平米・105平米でどう変わるのか。
実体験から導いた「広さの境界線」について、住んでわかったリアルをお話しします。



家を買う前、私は60平米ほどの3DKアパートに住んでいました。洗面脱衣所はなく、洗面台は廊下にぽつんと設置。だけど当時はそれが当たり前で、「まぁ広い方だな」とすら思っていたのです。

しかし、家を買って引っ越したとき、明らかに「広い」と感じました。
何の知識もなかったけれど、住み始めて数日で「あぁ、前にはもう戻れないな」と思ったのを覚えています。広さって、知識よりも“体験”でわかるものなんだと。


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▽ 多摩地区でよく見る家の広さとは?

東京都の多摩地区には「第一種低層住居専用地域」が多く、建ぺい率・容積率は40/80が標準です。
このエリアで100平米以上の土地があると、建築可能な家はおおよそ 80平米程度になります。

この広さで収まる間取りの一例は、以下のようなイメージです。

駐車場1台分

リビング15畳

収納付き居室6畳×2+4.5畳×1

脱衣所(1坪)と浴室

トイレ2か所

コンパクトな玄関


つまり「最低限の暮らしに必要な要素」がギリギリ詰まった構成。
このサイズ感が、私の中で“必要最低限の目安”になっています。


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▽ 広さが変わると、暮らしの質も変わる

たとえば建物面積が94平米になると――
6畳の居室や、シューズクロークなどの+αが実現しやすくなり、生活に少し“ゆとり”が生まれます。
(目安としては、土地116平米程度あれば、4LDK+駐車2台が可能)

さらに105平米クラスになると、こんな素敵要素も見えてきます。

リビング20畳以上

全室6畳以上

ファミリークロークやランドリールーム

書斎や趣味部屋の設置


ここまでくると、数字の広さ以上に「住まいの質」が上がっていく印象です。


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▽ 私なりの広さの“体感基準”

もちろん、家の間取りやデザインも大切です。
でも、それ以上に私は 絶対的な“広さ”そのものの効果を実感しています。

あくまでも私の主観ですが、こういうふうに感じています。

80平米:生活はできる(必要最低限)

94〜96平米:明確に「広い」と感じる

105平米以上:暮らしに“素敵”が宿る


もちろん、地型(敷地の形)や周辺環境によっても間取りの選択肢は変わりますが、
もし家選びで「数字」を参考にするなら、この感覚が役に立つかもしれません。


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▽ 最後に

家を探していると「何畳?」「間取りは?」という部分に目が行きがちです。
けれど、実際に住んでみて「広いな」と感じられるかどうかは、 数字×体感のバランスです。

今住んでいる家と比べて、広さがどれだけ違うか。
体感としての“ゆとり”があるか。
家選びの一つの目安として、参考にしていただければ嬉しいです。


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【株式会社ケイザン】
代表:木村大吉
TEL:042-502-3890
メール:keizan@office.zaq.jp






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