自宅を売るときに考えるべき3つの希望
自宅を売却する際、希望する条件は人それぞれですが、主に以下の3つが多く見られます。
高く売りたい
早く売りたい
住みながら、できるだけ負担なく売りたい
それぞれの希望に応じた考え方と準備の仕方があります。
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結論:新築住宅に近づけるのが一番売れやすい
もっとも売れやすい物件は「販売中の新築住宅」です。これにできるだけ近づけることが理想です。以下の点を意識しましょう。
● 見学しやすい状態にする
いつでも内覧できる状態がベスト(住んでいない方が理想)。
難しい場合でも、日時調整の柔軟性を持つことで売却の可能性は高まります。
● 物を極力減らす
室内は空にするのが理想。住んでいない場合は空室にし、プロのクリーニングを入れると印象が大きく変わります。
自分でも手を入れると、「ここは直した方がいいな」と気づけたり、売却後の買主にも誠意が伝わります。
● 外観も整える
外にも私物を置かないように。
植栽は処分し、防草シートを敷く。
砂利を入れ替えると見た目も清潔感が出ます。
玄関タイルや土間はブラシで清掃しておくと印象アップ。
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リフォームについての考え方
原則として、リフォームは不要。費用がかかる割に買主の好みに合わないことが多い。
リフォームする場合は、買主が決まって要望を聞いてからが良い。交渉の中で「費用負担」や「指値」に活用するのもありです。
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希望別の売却戦略
1. 高く売りたい場合
時間をかけて、場所や物件に強く惹かれる人を待つ。
高値に設定すると問い合わせは少ないが、その分来た人は本気度が高い。逃さない準備が大事。
特に内覧は、買主のスケジュールに合わせることが重要。柔軟に対応しましょう。
2. 早く売りたい場合
価格勝負になります。相場より安ければネット掲載直後に問い合わせが来ることも。
売却優先なら思い切った価格設定も検討。
3. 住みながら、できるだけ負担なく売りたい場合
売れなくても困らない人向けのスタンス。
自分の都合を優先しつつ、マイペースに売却。
柔軟に付き合ってくれる不動産会社と組むのがポイント。
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価格の決め方
価格設定はとても重要ですが、「いくらにしたら売れるのか」には正解がないのが実情です。だからこそ、以下のように進めるのが現実的です。
● 不動産会社の意見を聞く
最近の成約事例、周辺相場などを基にした価格帯を聞く。
● 自分なりの「幅」を持っておく
自分が「この価格なら即決する」と思えるほど安い価格。
「この価格で売れたら最高だけど、無理だろうな」という高値。
この上下の幅をもとに、自分の状況と照らして価格を決める。
● 最終的に不動産会社とすり合わせ
初期価格が高すぎると動かないが、安すぎると損をする。
目標と状況を共有して、戦略的な価格設定を。
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専任と一般、どちらの媒介契約にするべきか
媒介契約には「専任媒介契約」と「一般媒介契約」があります。
● 私なら「専任」を選びます
その理由は以下の通り:
情報があまりに広く出回ると、扱いが雑に見える。
「どこでも見かける物件」は、長く売れていない印象を与えやすい。
自宅は大切な財産。粗雑に扱われたくない。
● 中古住宅は基本「一点モノ」
専任でも、物件に需要があれば他社の仲介も十分に入る。
丁寧に扱ってもらえることで、信頼できる買主に届く可能性が高くなる。
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まとめ
自宅の売却は「ただ売れればいい」というものではなく、「どのように売るか」で満足度が大きく変わります。
新築住宅に近づける努力(整理整頓・クリーニング・外構の手入れ)
希望条件に応じた戦略選択(高く・早く・負担少なく)
価格設定の考え方(自分の基準+不動産会社の意見)
媒介契約は信頼重視で「専任」がおすすめ
大切な資産だからこそ、戦略的に、丁寧に売ることをおすすめします。
さらに早く売却したい場合はご連絡をください
ヒント:買取り
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【株式会社ケイザン】
代表:木村大吉
TEL:042-502-3890
メール:keizan@office.zaq.jp
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