2011/06/20 12:05:49

自分で明け渡し訴訟をやってみた(1)

30代で健康なのに生活保護を受けていて、初回賃料から家賃保証会社さんのお世話になった上、部屋の中をボコボコにして行方不明になっているA・Sという入居者の契約を解除するために、「自分で」明け渡し訴訟をしています。


先月末に大阪家庭裁判所へ行って、あれこれと指導いただきました。
いやー、法務局より親切かもしれません。
それは、役所へ行く原則を守ったからなのでしょうか?
役所へ行くなら「朝一番」ですね。
それも週明けと週末を除いて、朝一番に出かけると、大抵の担当者さんは親切に教えてくれます。
午後になって、次から次へと人が来たら、そうそう一人に時間を掛けられない都合も分かりますので、私は役所へは「アポなし」の場合、朝一番にしか行かないですね。


で、訴訟です。
この頃は、ネットでも「訴状のサンプル」が無料で手にはいるけれども、やはり裁判所で書式をもらう方が確実ですね。
所詮ネットの「ただの情報」が完璧という訳ではありませんから、役に立つ参考知識ぐらいに考える方が良いでしょう。


それで、訴状に記載する順序を全て裁判所からもらった書式に準じて、書き直しました。


明け渡し訴訟では、滞納状況であるとか、物件の謄本、それに今回は部屋の中を壊されたので見積書などを用意したのですけれど、「価額」を計算するのに「固定資産税評価証明」が必要だと、初めて知りました。
で、その価額の半分が「訴訟物の価格」になる。
訴訟物の価格というのは、「溜まった家賃」だと思っていたのに、、、


今回は50万円弱だったので、印紙代が5千円と、別に500円から10円までの各種切手を5枚づつで¥4,800円。
それでも、プロにお願いするよりずーっと安い。


ところが、、、、、、
ひょっとすると、私が原告になれないかもしれない、、、、
裁判など、基本は「誰でも起こせる」と思っていた。
のに、「同居親族」以外は、司法書士さんか弁護士さんに依頼するより方法がないようです。


さて、28日までに訴状を出しに行ってきますが、どうなることやら。





2011/06/19 10:34:58

かわいい「お礼」

親元を離れて生活を始める未成年のお客様に同行して、物件の鍵をもらいに行き、「ふとんを買う」というので、京橋のダイエーまで車で送迎する約束をしたのですが、いやー、若いというのは良いですね。


約束の時間通りに来てくれましたが、天満から京橋ダイエーまで「歩いていった」とのことで、思ったより値段が高かったから、お母さんと相談して、決めるということでした。
そして、その時に「むきだしのブルボンのお菓子」を持ってきてくれました(袋はお部屋のゴミ入れにするそうです)。


かわいい「お礼」に微笑ましくなりました。


大体、不動産仲介業をしていると、色々とお客様から「お礼」をいただくことが多いですね。
変わった所では、米所の農家のお客様から「お米」をいただいた事がありますが、「重たいのに、、、」と恐縮した覚えがあります。


一般的には、その地方のお菓子などが多いですし、おつきあいがそれなりに長いと、私の好きな焼酎をいただいたりしますが、業者の方から、家主さんやお客様に何か「お礼」をすることはありませんね。

開業したての頃は、「お部屋付け」をさせていただいたのだから、家主さんには何か「お礼」をしなければいけないのでは?
と思って、同級生の先輩不動産業者(経営者)に相談したところ、「お客さんを紹介して、一番助かるのは家主さんだから、お礼は必要ないよ」と言われ、「はあ?そんなものかな」と半信半疑だった頃が懐かしいですけれど、確かに「良いお客様を、良い家主さんへ」というのが我々の仕事の基本でしょうね。


良いお客様・良い家主さんというのは、まあ、それぞれの考え方でしょうけれども、「どうかな、、?」と思う人は、紹介しない、入れない方が、後々結局得になる。


話しを元に戻して、さて「お礼」です。
ちょっとした事で、「お礼」を欠かさない人、やっぱり出来ているなあと思います。
それは、物やお金ではなくて、メールでも十分でしょう。
お礼は、早くこころを込めて。
それだけで、十分に伝わると思いますね。
世の中「お礼」より「苦情や文句」ばかり目につきますから、、、、





2011/06/18 10:19:13

役員になって欲しい人

やっぱり自説は曲げられません。
多忙な団体の役員さんは、
1,自分が会社に居なくても回る(人もお金も)
2,悪事をはたらかない
の条件を満たせば、多少無能であっても、しっかりした人が回りで支えてくれる訳ですね。


特に(1)です。
大抵の場合、能力や意欲があっても、自分が出て行ったら仕事が立ち行かない(不動産業者は、零細な所が多いですから=私を含めて)
家賃収入があったり、別に主任者がいたりする人でないと、団体のために、始終出て行くというのは無理でしょう。


こればかりは、「動かせない現実」ですね。


動かせない現実である以上、「そう思われている」のは当然でしょう。
なぜなら、別に悪いことではなくて、「余裕がある」という事自体、すばらしい事だし、うらやましい事なのですから。


その点、商店街組織は今大変な状況です。
あまりにも「貸店舗」が増えて、所有店舗で営業している所は後継者が不足している。
いずれにしても「次の世代」どころか、「今の世代」が足りない。
足りないと、「同じ顔が同じ考え」で物事を進めることになるので、どうしても限界がある。
少ない人数の中でも、「能力がある人」に、責任や仕事が集中する。


良いことは一つもない訳ですね。


どこの団体でも「実務が出来る人」を求めている訳で、会議には出てくるけれども、体を動かせない(動かさない)とか、好きなこととか、利得がある場面しか出てこないと言う人、おられます。
商店街では、それでも良い。
ただただ、マンパワーが決定的に不足している。


今日で、東日本大震災から100日ですけれども、「気持ちはあっても現実的にボランティアに行けない」のであれば、「ボランティアどころか、自分の事業に直結する」地元或いは同業団体に多少なりとも協力・尽力しようという気に、なぜならないのか?
不可思議なところではあります。
誰かの役に立ってこその自分。
理想的過ぎるのでしょうか????




コメント一覧

No.4338 防犯委員さんのコメント 2011/06/18 17:07:46
なんちゃん様
コメントありがとうございます。
いつもなめらかな文章で、一目置いています。
お説の通り、スーパーマンみたいな人居ればいいですし、近い人はおられます。
特に責任感と能力のある人、うちの商店街の若手に二人おります。助かります。
で、負担が掛かりすぎないように、と、そればかり心配しています。
私自身は、やることが多いほどファイトが沸いてくるタイプですが、今の体力などがいつまでも維持できる訳ではないので、使える時に使いたいな、と思っています。
ただ、自分の仕事だけのためでなく。


No.4337 なんちゃんさんのコメント 2011/06/18 13:07:09
お久しぶりです。
西岡さんの言われる二つの条件。そのとおりだと思います。余裕(時間的、金銭的はイコールです)は非常に重要な資質だと思います。
しかし、多少の能力不足は仕方ないにしても、無能は。。事務局さんが本当にお気の毒です。まあ、事務局さんにも同じことは言えますが。
ただ、もう一つだけ条件に加えて頂きたいことがあります。それは、【時間的、金銭的余裕はとても少ないけれど、引き受けた以上、身を削ってでも努力し、時間を作り、夜中まで仕事して、健康には留意し、会社をなんとか維持し続けることが出来る人=スーパーマン】
無理?居ない?そんな人。でも、人間には自分の想像をはるかに超える人がいるもの。西岡さんの言葉にもあるじゃない?理想という素敵な言葉が!


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